知的障害の子とボドゲを遊んでみる 174@あそび堂

ミスター(息子)のステータス
8歳(小学校三年)
文字…大分漢字は読める、おまけに失敗を恐れない。。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…暗算不可。繰り上がり計算も苦手(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…能動的に喋るようにはなっている。接続詞と敬語苦手。

上記ステータスの修正。修正すると、着実にレベルアップしたんだなあ、というのを実感する。
速度はまだまだかもしれんが、0が1になるってのはとても大きい。

月数回の開催になってしまったが、それでもボドゲすることは忘れない。
というわけで今日はGW終盤、ミスターと2人でお留守番。
ドライブがしたい、ボドゲがしたい、HABAのトートバッグが欲しいとか
いろいろ理由をかこつけて、ミスターのコンセンサスを得て、あそび堂へ。
前回お買い物だけだったから、今回はきちりとゲームをしに、遊びにいくわけさ。

●ハピエストタウン-18

久々の知ボド一発目は御定番ゲーム、ハピエストタウン。
というか今日持ち込んだのが、ハピエスト、重機、ポニーランだったので
3択ではあったんだけど。
(かたろーぐとか持ち込んでいたらまた流れ変わったかもしらん。)

★観察できた内容
ひさびさなので、大分ルールは抜けていた。
収入、(引き直し)、買い物の手順を教え、1ターン回したら勘を取り戻した模様。
やり方に関しては当初の方針に戻った感じ。
つまり、ほしい施設を優先して買い、勝利点とか収入は見ない。
あとインフラカード取れるという部分も抜けていたな、
というかやっぱり勝利点を見なくなっていた。
ある意味ハピエストなタウンだし、町作りという面では理にかなっているかもしれない。
インフラカードとって11枚13点。俺が10枚16点で勝利。
相変わらずこのゲームに関しては一切の容赦をしない。
それはそれでミスターのモチベーションになっているんだから、こういうアプローチもありなのだ。

●重機りんりん-18

ド定番その2。
一回ド定番をがーっと並べてベスト3を選出してみて欲しいが、
どうしてもミスターは昨今の記憶が優先されてしまうので、
これを越える重機ゲームが出ない限り不動のポジションなんだろうか。
飽きはないけど、やはり長丁場は辛いので本日もショートゲーム。

★観察できた内容
ここら辺からあそび堂のみらいさん(中の人)へのアッピルがすごくなる。
ミスターはお喋りなお方だ。
なので、自分の知っている知識を余すところなく他の人へ伝えようとする。
それはいいんだけど、接続詞がイマイチなのと、
相手の状況はお構いなしなので、困りものである。
改めてみらいさんにはずっと話相手してもらっていてありがとうございました。と御礼を言いたい。
こちらも例によってルールがかなり抜けている上、
おはじきを取る作業もままならない様子だったので、
途中でもっとイージーモードに変更し、片方の色だけでカード取れるようにしてしまった。
ままならない様子、あとで考えたらみらいさんに構って欲しいで頭がいっぱいだったんじゃなかろうか、このやろうw
ミスターがスプーンですら4点とかしか取れないなか、
粛々とポイント稼いで6-5で勝利。
このゲームもわりかし容赦無く進行することになっているなあ。
本当はフルラウンドでやりたいんだけどな。
カードをさくっと取るか、重機を満遍なく出動させるか、
どちらかといえば後者の欲求が強いので、なかなか辛い。
1ゲーム30分越えても大丈夫になるにはまだまだ気力体力が必要だ。
年単位でのミスター自身の成長をまたねば、だ。

●ポニーラン-2

3つめ何持っていくかを迷ったんだけど、
前回と同じラインナップで攻めてみっかい、ということで持ち込んだ一品。
7×7マスのの外周に柵カードが埋め尽くされる前に
お馬と干し草を敷き詰めればプレイヤー側全員勝利な協力ゲーム。

★観察できた内容
あー、またしても。
またしてもミスターに協力ゲームであるよ、ということを強調し忘れる。
協力してお馬と干し草を牧場の中に整理しましょう、と一言言えれば良かったんだ。
ゲームの進行ばかり気に掛けていてうっかり忘れていた。
ミスター相手にゲームをするときゃ総じてバックストーリーが重要なのに…。
失敗した状態のまま淡々とゲームを進めてしまう。
3匹のお馬カードで、共通項(体色、毛色、服の色のどれか)が一致すれば3枚出せるので、
このゲームの要諦は共通するお馬カードを双方のプレイヤーが出し合って進めること、なんだけど、
協力ゲームという認識がなければ、当然どうしても相手に3枚目を要求するという発想に至れない。
ゲーム自体はプレイヤー側勝利だったけど、俺的に進行失敗が痛すぎた。
次があればもっともっと丁寧にバックストーリーを語りつつ、
協力して牧場を整理するゲームですよ、と説明したい。大事な事なので2度ゆった。

●プリンセス・ミーナのジュニアラミー-1

ここからは所持していないゲームでお店にあるものをやってみたいという欲求で展開。
気になっていたーけどやっていなかった一品。
ラミーと題するだけあって基本はラミーキューブだ。
ただし、最初に手札が8枚存在すること、
場札か捨て札を一枚ドローした後に、手札から場札に加えるか、手札そのものからセットを出すこと、
一度作成したセットはスプリット不可なことなどが、ラミーキューブと大幅に異なる、
というかスプリットすると大幅に検討要素が増えるからこれはこれで子供用としてありだ。
…と、ルールを書き忘れたが、手札8枚を場に出し切った方がラウンド勝ち。
出す方法(セット)は同数字違う色3枚以上にするか、同色連続数字3枚以上にすること。ジョーカーあり。
何枚あるか数え忘れたが3枚以上あったんじゃあないかな。
手札8枚なので、2セットくらいだせばゲームセットになる。
プリンセスらしく、ラウンドを取ったら☆トークンをいただける。
そしてそれをティアラ(手札)に置く。3つ置いたプレーヤーの勝利。

★観察できた内容
例によって、とかしか言い様がないくらいにミスターが苦手なゲームであった。
数字前提はやっぱ辛いね。
お姫様ってところがミスターにはよりアブストラクトゲームに感じられたと思う。
本人は一生懸命場札を引いてセットを出そうとするんだけど
基本的にルールから外れた出し方しか思いつけない。
そりゃそうだよな、と思いつつ正しいセットに誘導して札を出して貰う。
札出したあと一枚捨て札にするってのがより一層ミスターに謎かけをしているようで、
とてもゲームに苦しんでいる感じだった。
コリドールとか好きだしアブストラクトがまったく苦手ってわけじゃあないんだけど、
カードを揃える理由についてのコンセンサスがミスターより得られるようにならないと
この手のゲームは難しいな。
いずれやってほしくはあるけど、というかこれが出来ないとミスターとドミニオンとか夢のまた夢だしな。
ゲームの出し方としては失敗だったかもしらんが、課題は見えた気がする。

●うさぎのニーノ-1

クニツィア作ダイスゲーム。

…クニツィア!?知らなかった!
ゲームの内容はボード内のプールに大量に入ったウサギをダイス目に従った穴へ誘導し、
誘導とあるが、救出し、
もう一度同色のダイス目を出すか、ダイレクトにウサギの目を出すかすればウサギ救出成功(=獲得)
ウサギがボードから全て居なくなったときにゲーム終了。
沢山獲得したプレイヤーが勝利。
なんと単純な、というかジレンマないですなこれ。
クニツィアのジレンマが好きなのか、クニツィアのゲームが好きなのか
垣根が分からなくなってきている。
マニュアルの1ページ目に著者近影が載っていたのでミスターに説明したが
華麗にスルーされてしまった。おーいw

★観察できた内容
単純にダイスゲーム。戦略もなにも。
いやいや、よんブロック同様、高度な戦略やら駆け引きやらがあるかもしれぬ
…ということはおこらず、ミスター13俺7という大差で敗北。
コンポーネント良し、導入も良し。
ただしあまりに単純なので小学校中学年以上では物足りないだろう。
いろいろバリアントも説明書に掲載してあるようなので、
次あそび堂いく機会で所望しても良いかもしんない。
もう2年早くこのゲーム知りたかった。
ファーストゲームとしてはかなり秀逸な部類に入ると思う。
ミスターの様子見てもちょっと物足りなげな感じではあった。
満足はしていたんだけども。

というわけでなんと5ゲームもぶっ続けで行ってしまった。ミスターお疲れ様。
あそび堂のロケーションは山の上で本来なら通うのに不向きなハズなんだけど、
歩いて3分の位置に充電スタンドがあるという好立地すぎる場所のため、
ミスターがドライブしたいってタイミングでこれからも訪れる可能性が出てきたw
いろいろ実り多き遠出で大変満足。
帰りがけにパーキングゲーム等を所望したら、
みらいさんの計らいでビッツというお菓子が入っていたのだけど、
これまたミスターにメガヒットした。
というかビッツどこで入手可能なんやろ…w


充電スポット。いつもお世話になっております。

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