知的障害の子とボドゲを遊んでみる 198

ミスター(息子)のステータス
11歳(小学校六年)
文字…大分漢字は読める、おまけに失敗を恐れない。
計数…30くらいまでならぱっと可能。なんとなくかけ算も。量目を見切るのはまだ苦手。
計算…一桁なら加減の暗算できるように。繰り上がり計算は相変わらず苦手。
会話…能動的に喋るようにはなっている。接続詞と敬語苦手。

まずは言い訳だ。
正直ここ最近ミスターと遊びまくってるので、親としての務めは果たしていると言えるのだけど、
遊んでいる内容が同じなのでついつい更新をサボってしまっていた。申し訳ない限り。
ともあれ一昔前レベルでミスターとは遊んでいるので、本人もまんざらではない模様、そこはすばらしく良かった。
ブログとしてはつまんないログになりかねんが、それでも記録すると決めたからやろうじゃあないか。

●オセロ-15

前回より大分回数が増えている。ほぼ毎日やっているからなんだけども。
毎回記録をつけるのはさすがにとおもったので、まとめて記載という方向に。

★観察できた内容
回数重ねて分かってきたことが、ミスターの基本戦略。
2個以上とることを基本原則としている。
前週やったときは横の列とったり縦の列とったり下場合の斜め対応を見落としていたが、
今ではかなり見落としなくひっくり返すようになってきた。
ただし、予めどれだけ取れるかというシミュレーションには含まれない模様。
あとは記憶バッファが少ないため、3目以上ひっくり返した場合に元々どこに石置いたかを忘れるときがある。
ハンデ3目でやっていたが、さすがに3目だとこちらの負けが目立つ様になってきたのでハンデは2目にしてもらった。
尚シニチロのオセロ力は不明wある程度は考えてやってるはずなんだが、
キチンと勉強したわけでもなんでもないのでとりあえず端っこ狙ってればいんじゃね、程度のオセロ力だ。

●どうぶつしょうぎ-12

ライオン大好きどうぶつしょうぎ。
そもそも将棋というゲームを教えてないんだけど、しょうぎって単語には抵抗なかったんかな?とちょっと思った。
速攻でケリが付くところが気に入ってるようで、やはり1日10セットずつくらいはやってる気がする。

★観察できた内容
勝利条件は2つあって、ライオン(=王)を取るか、ライオンが相手の陣地に到達するか、なんだけど
最初に陣地到達で勝っちゃったものだから、以後も陣地到達を目指してライオンで突撃するようになってしまった。
常にミスターに先手を打ってもらってるので、突撃したら当然こちらの餌食になってしまうんだけど、それでも突撃を止めない。
各駒の動きが把握できてないのかな、という推測から
互いに駒落ちをして、ライオンとゾウ(=角)だけで戦ってみたところ、事故死は大分減ったんだけど、
それでも空いてる方向に突撃する癖がなかなか治らないというか、ライオンを取るという勝利条件が飛んでしまっている。
とりあえず突撃するとやられる、だから仲間を動かして死なないように工夫してみて、と一生懸命伝えたら
なんとかゾウを前に出してくるようにはなった。
ゾウを盾にして突撃する感じ。ああやっぱり突撃か。
私は小学校2年で将棋を覚えて、突撃を繰り返しては父親に返り討ちにあってたあの頃を思い出す。
その後はいろいろ変化を付けてライオン+キリン、ひよこ以外の3枚、パパだけ駒落ちみたいに
いろいろ組み合わせ変えてやってみた。
大体3勝以上するまで納得?しないので、ミスターがなんとか勝利するまで頑張る。
一回だけどうしても3勝までいかなくて、半べそで自分の部屋に戻ってママに相談したとき、
メモを取ればいいじゃない、と提案されたのだが「僕は漢字が使えないからメモがかっこ悪くなる、だからメモとりたくない」とさらにグズってしまった。
メモを取る方向で説得たのむと言われたので
「どうぶつしょうぎ、らいおん、きりん、ひよこ、どれ一つ漢字使っておらんよ」と諭したところ、メモについては納得してもらえた。
まあ言ってすぐにメモが取れるわけでもないし、やはり何百回も繰り返して体で覚えるほうがミスターには性に合ってると思うけども。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA