いとこ同士でボドゲを遊んでみた 4

登場人物(年齢順記載)
B…A妹、ティーンエイジャー
D…4番目、C弟
ミスター…紹介不要?
E…5番目、まだゲームを遊ぶ、ってレベル(年齢)じゃあない。

昨日とまったく同じメンバー。
但しAが出席しなかったのは海いってたからとか、Cがいなかったのは遊びにいって集合できなかったとか
若干理由が異なるっぽい。
本日はミスター荒天。かなりの荒天。

●キャッチマウス-1

かなり昔からうちにあるボドゲの一つなのに、
ミスターに展開するのは実は初めて。
アクション系は苦手と判断したのがその理由の一つなんだけど、
それなりに共同体感覚が出てきたかどうかを見てみたいという欲求から
これを展開することにしてみた。
つまり、俺の希望です。
ミスターとE以外は経験者。
詳細はリンク先参照。

★観察できた内容
始める前からおまけはするつもりでいた。よって俺がずっと猫役。
出目の色に対応したネズミさんが逃げる、ネコの出目が出たら全員逃げる。
だけを伝えてスタート。
つまりお手つきとかは存在しないルールにしてた。
残念ながら正確に反応できず。
つかまったカウントもできず。
したがってあまりゲームにならなかった。
後半になって出目に対応した逃げ方できるようになってきたけど、
BやDに太刀打ちできるレベルでは全く無い。
もう数年先になるかなこれは…。
(反射神経というかそっちの処理速度が上がればの話で上がらない可能性も考慮している)

●タイムボム-1

箱絵が気に入っていたようで、前日から依頼されていた、ミスターに。
タイムポリスとボマーの2陣営に分かれて、
人数+1の解除カードを引ければタイムポリス陣営の勝ち、
そうでなければボマー陣営の勝ち。
今回はBC、実弟、ミスターの4人戦。
ポリス3ボマー1での闘いとなった。

★観察できた内容
まあミスター無理だったw
相手の立場を見る、成りすます。
ミスターだけではなく、Bに至るまで全員素直だったので
実弟と俺しかできないゲームになっていた。
失敗といえば失敗。
ただB、Dにはそれなりに食いついてもらえたので2ゲームほどやることとなる。
もうちょっと思考がこなれてきてから、かな。
ゲーム自体は面白いんだけど出すのは早すぎた。

●ノアの箱舟-4

昨日に引き続き。
というのもミスターがやりたいファイアドラゴン、Dがやりたいタンブリンダイスと
間を引きたいというのがあった。
あとこれならEも参加可能かな、と。

★観察できた内容
今日は昨日よりよほど沢山乗っけることが出来ていたが…写真撮り忘れ。
わりかしBとDで相談しながらバランスとって乗っけている。
今回はミスらしいミスはなく、ただだんだんバランスが偏ってきて崩壊。
ミスターは途中から参加出来なくなっていた。崩壊怖いと。
立ち向かってもらわんとみんなが困るんだけどなーと思いつつ、
ゲームは開始されているので黒服対応。つまり放っておく。
途中ミスターは後ろから解説を始めたが、
もちろん論理的説明は皆無なので、みんな話半分に聞いている。
あまり関心が持たれなくなったミスター、今度は「ノアの箱舟」の歌を即興で歌い出す。
これはみんな傾聴した。
なぜなら上手かった。抜群にw
あの時点でなんで動画撮ってなかったのか悔やまれるほどの出来。
歌詞は毎回変わるのだけど、
「ノアの~箱船~がーあーりましたー」「沈没しました~」の部分は共通。沈没しました。
縁起でも無い。
次ノアの箱舟展開するときは三脚にGoPro取り付けて撮影します。全景を。

●タンブリンダイス-6

Dはこれをやるためにうちに来ているんじゃあないかというレベルで度ハマリ中。
初回は大勝ちしたけど昨日は結構負けていたんだよな。
ただ、工夫が面白いんだと思う。
意中の場所にダイスを乗せても後続に蹴落とされる可能性とか
ただのダイスおはじきバトルなのに考えることは山盛り、でもシンプル。
絶妙なゲームだ相変わらず。

★観察できた内容
このゲームのみならず、BもDもいろいろ気を遣ってくれる。
子供だから多少は言葉が乱暴になる瞬間もあるが、基本的には優しい。助かる。
Dはミスターが取りたい色を最初に譲ってくれる。
ミスターは大体赤を指名するんで、赤ダイスももちろん譲ってくれる。
BDEミスターの4人戦。
1ラウンド目はBの勝利、2ラウンド目はEの大勝利。
ってとこでミスター大暴れ。
てか今日悉く派手に暴れるよな。
Bが冷ややかに「暴れてもどうにもならないよ」と言う。そう、どうにもならない。
それを言ってもどうにもならない。
黒服対応やめて、回収係に。
別室に連れ出して心ゆくまで吐き出してもらうことに徹した。
ミスターは基本勝ちたい。いや誰でも勝ちたいか。
でもそれを実現するための手段をどうやって講じれば良いかわからない。
とにかく負けるという状況を受け入れられなくて、
大声を出して暴れてしまう。
これは注目を集めるというより、お化け屋敷が怖くて泣き叫んで逃げるの感覚に近い。
割合でいうと注目2、逃げる8といった具合。
注目2とするのは、やはり誰かに助けてもらいたいという心情もあるから。
助けてくれればいいんだけどな、誰か。
これはどこからお話すべきか、大変迷ったのだけどまずは負けたときの対応から話すことにした。
負けるのは嫌でしょう。
負けたらパパにぶつけるのは構わないけど、他の子に当たるのはよしなさい。
我慢するように努力して、それでもどうしても我慢が出来なければ遠慮無くパパにぶつけなさい、
まずはここまでを言った。含まったかどうかは分からない、というかこれも数年続くだろうな。
結果を求めてズルをしなかったこと、ズルをせずに全身全霊でやったから悔しかったことは正しい。
悔しいことは何も悪くはない。ミスターが選んだ結果負けたことも何ら悪いことはない。
勝てなかったことですら、悪くはない。受け入れられないことも理解できる。
そんなようなことを10分くらい話していた。

●ミステリアスフォレスト-3

次はファイアドラゴンをやりたい、とミスターが言っているのだが、
あれだけ話して次にまた勝ち負けするのはきっついだろうということで
ミステリアスフォレストを挟む。
まずみんなとお喋りしてみることが大事なので。

★観察できた内容
B,D,ミスターの3人戦。
昨日ロキをひきまくったこともあり、あっさりクリアされたので、
今日は道カードを増やして難易度を上げた。
ミスターも落ちついてきたので、記憶は年長2人にまかせ、
ミスターは出目が出たら上2人にどれがいいかを相談する、という流れになった。
俺誘導してない。自然にそうなってくれた。
会話が戻ってくれただけで大変ありがたいわい。カード増やした初回もロキ9とか出て
あっさりクリアされてしまった。
このままでは盛り上がらぬとおもい、
また少し難易度を上げた、道カードは変わらないけど必要な品数が増える。
そしたら…ロキでない!2枚しか出ない!
普通に無理だと思って進行したら案外女王までたどり着いた。
女王に返り討ちにされたんだけど。
盛り上げのウェイトを上げたので、終了後の振り返りしてみんなに「放浪者は無視すれば勝てた」と伝え損ねる。
リスク&リターンの測定難しいやね。
なんかもらえそうだったら飛びついてしまう。子供らしいと子供らしい進行だった。

●ファイアドラゴン-5

ミスターわりと好きなすごろく。わりと、と一々書く必要があるのは、
連続するほど好きではないのだが、数週間に一遍くらいのペースで指名される感じ。
コンポーネントの豪華さでも上位に入るしな。見た目重要。
B、D、実弟、ミスターの4人。
ぐるぐるループするマス目上を2匹のドラゴンを操って周回、そして宝石を回収していく。
最終的に一番宝石を回収した人が一位。
ダイスは2個同時に振り、どちらかの目でドラゴンを進め、
選択しなかった目の数だけ火山に宝石を入れる。
火山の目が出たら火山を噴火(缶を上方向に引っ張ることでストックした宝石が盤上に飛び散る)させる。
すごろく移動して、止まった目に宝石があれば全て獲得できる。
また、相手のドラゴンに追いついた場合、相手の宝石ストック袋から一つ宝石を獲得できる。
書くと面倒くさい手続山盛りなんだけど手番一周すればすぐに飲み込める実はシンプルルール。
シンプルだけどさすがにEにはむつかしかった。

★観察できた内容
Dが中心になって回してくれた。
手番のダイスをそれぞれのプレーヤーに回したりだとか、
袋をどの相手から取る指示だとか、そういうの一々言ってくれていた。助かった。
Bは途中までわりと劣勢で、2匹のドラゴンをそれぞれどう動かすかの検討に悩んでいた。
2進める場面で、小さいドラゴンが進めば宝石3、大きいドラゴンが進めば宝石が5個入る場面で、
自分の手元側にあるドラゴン(小さいほう)を動かせば宝石沢山取れるんじゃね?
とずっと言い続けていた。
普通に考えると単純に数えて3と5で大きいドラゴンを動かす場面で、
その比較が出来ていなかったということになる。ASDあるある。
ミスターは相変わらず単騎で動かす。こちらは比較以前に2匹のドラゴンを
「動かすことができる」指示が入らない。
「ダイスを2個振る」「どちらかのダイスの目を選択し、」「どちらかのドラゴンを動かすことができる」
ことを並列処理できないと言いかえることも出来る。
このゲームは普通に進めると行き先の宝石が沢山ある出目を取捨選択しなければ勝てないので、
それができている3人相手ではまったく相手にならない。
案の定22vs21vs16vs9でかなりの負け。
ミスター大暴れ。それ以前にも泣いてはいたけど、暴れるも加わる。
これはいかんということで即座に回収。
ちょっと場の片付けとかしてからにしたかったが、緊急を要するのでそのままにして別室移動。
ミスターはやっぱり負けたくない、とだけ言う。
一遍にいろいろできない自分が分かっているのに、どうすればいいのかわからない。
ゲーム以外で困難に立ち向かうことなんてそうそうないもんなー。
とはいえ、相手も人間、相手も負けたくないのは一緒なので
相手の立場に立ってモノを考えることができないミスターにも頑張って言い聞かせ続ける。
ゲームで負けたくないから明日から練習するし、さんすうドリルもやる。
あまり沢山のことはやらなくていいし、やれない。
でもできるだけ毎日続けよう。続けていればいつか勝てる、6年生くらいになるまでには、
勝つ事だけを考えたら絶対に勝てない。勝ち方が分からないから。
出来ることならやるべきことを全部伝えてやりたいんだがなー。
一個一個教えていくしかない。むしろ伝えるこちらが大変悩む取捨選択。
まずはさんすうドリル…かな。

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