第48回長野市ボードゲーム会に行ってきたヨ

今年初の柳町。
というわけで行って参りました。
前回は午前のみだったので、フル参加も本当に久々だ。
前日大雪だったので、開催が危ぶまれるというか、
「雪やべーどうなんのかな?」みたいなツイートを散見したが、
まあ普通にやりますわな。平常営業でしたな。
会場も駐車場に至るまで除雪が大変行き届いていて、
働く女性の家すげーなーと思ったり。
(すげーんだけど、トイレの水道が壊れているのはなんともならんのか…。)

やったゲーム

●バンディド

今度すごろくやさんから日本語版が発売とのことでおめでたいことです。
…とはまったく別ルートで、ミスターとやれやしないかという模索で入手してた一品。
ミスターとはすでにプレイしているのでルールは把握済。
アトウさん、Kさんと3人戦。
というか3人以上でやってみたくて、かつ軽いゲームということでこれをチョイスしてた。
真ん中の泥棒が脱獄するために穴掘るわけで、
行き止まり札で通路を全部止めればプレーヤーの勝ち、
でなければ泥棒の勝ち、ということでプレイ開始。
序盤はわりとサクサク埋めていったが、
後半にどうしても分岐を作らざるを得なくなり、
最終的に手札全配置で脱出口が6も出来て、泥棒は見事に脱出することができた。

つまり俺達は負けたってことさ…。

協力ゲームで、とくに相談規制もないのでお勧めではある。
相談規制とかしちまえば難易度跳ね上がるし、ザ・ゲームみたいなことになるんじゃあないだろうか。

●マニラ

協力?ゲーム(×
3艘の船で交易を行い株価をつり上げ、その過程で船の着順予想したり、
船に襲いかかったり、船をナビゲートして進めたりと
船そのものより船にまつわるいろいろを仕掛けつつ、お金を稼ぐゲーム。
うん、お金を稼ぐゲーム。大事な事なので2回言いました。
俺、アトウさん、エンドさん、Kさん、とどりさんの5人戦。
まずプレーヤー同士で競りを行って管理人役を決める。
管理人はスタートプレーヤーでもあり、ラウンド中株を買える唯一の人だったり、
仕込む交易品をチョイスできたり、3艘のダイスを(いっぺんに)振ることができたりと、
なかなかやれることが多い、というかぶっちゃけこれ取らないと勝ち目がないと言ってもいいかもしんない。
あんまり高額で管理人のポストを競り落とすと、その後の原資がなくなって詰むけど。
他のプレーヤーは船の着順を賭けたり、船に乗り込んだりと
自分のワーカーと、ワーカーを置くためのコストがあるだけ行動可能。
いろいろ仕込んだ後、ダイス目で船をすすめ、
船が進みきったら交易品の内容と乗り込んでいるプレーヤーで頭割りで報酬をいただけたり、
着順予想で報酬をいただけたりする。
例外的な動きとして、13マス目のみの適用で海賊行為が行える、というものがあり、
これは3回ダイスを振った結果13マス目に止まった船に対しての報酬を
全て奪い取ってしまう、なかなかダッシュ力の強い行動だったり。
とまあいろいろやることがあって勝ち筋もいろいろな気がするんだけど、
とどのつまりはダイスで左右されるものなので、
レベルの高いギャンブル、ルーレットといった趣。
俺は序盤から2連続管理人をとり、勿論途中で借金を抱えつつ株価1種を独占し、
なおかつ株価操作で値をつり上げたものの、
返済分の30金を支払って2位。
ツォッホらしいコンポーネント、ツォッホらしいゲームだなーと思った。
ほら、ナイアガラに通じるあれですよ。
出物があれば俺も欲しい感じ。

●マジョリティパーティー

とどりさん持ち込みの一品。8人戦だったかな。
というかLANDで見たときから気になっていた。
質問カードに4つの問が書かれているので、それを読み上げ、
自分を含む全てのプレーヤーがYESorNOの札を出す。
YESでもNOでも多数派に属していればその人は1点。
少数派に属した場合は出題者に1点を払う。
たったこれだけのシンプルルール。

なんですけど、俺があまりにマイノリティすぎて、
最終的に0点になり、あまつさえ銀行に代理支払をしてもらうという体たらくにw
初手でマジョリティとりつつ子からも報酬を得たvisionsさんが圧倒的勝利。

●デッドマンズチェスト

こちらもとどりさん持ち込みの一品。5人戦。
700円くらいでしたよ、と言われたので先ほど調べたら定価1,800円じゃったw
ちなみにamazonでは倍以上の値段がしていた。うーむ。
箱の中にダイス2個が入っている。
手番プレーヤーは箱を振って中身を確かめ、
サイコロの数字を読み上げる。ただし、必ず大きい出目を10の位にせねばならない。
読み上げたら次手番の人に箱を渡す。

箱を渡された人は、
・ダウトして箱の中の出目が宣言と差があるかチェックする。
・箱の中身を確認してシャッフルして、ビット。
・またはシャッフルして確認してシャッフルして、ビット。
・ノールックでビット。

の4択。ビットは必ず前の出目より大きい数字でなければならない。
ただし、ぞろ目は出目以外の勝負要素がなく、強い。
61よりも1のぞろ目のほうが大きい数字扱いということ。
また、例外的に21は最強。

ダウトした場合は実際の出目が宣言以上ならば宣言した人がライフを失い、
宣言より小さい場合はダウトした人がライフを失う。

ブラフそのものよりぴったり賞などがない分難しさを感じた。
感じたんだけど、お手軽で良い。
釣り上げるしかないってのがまたカンタン。
そしてコンポーネントも小さくまとまってて良い感じ。
インストが絞り込めれば常時持ち歩きでもいいんじゃないかなレベル。
負け抜けでやったので、今回は2戦2勝。

●オルビス

やりたいやりたい気になる気になる言ってた。
そしてそのツイートを拾ってくれた水無月さんが持ってきてくれるというありがたい状況、これはやるしかない。
つってもゲームについて下調べがあったわけじゃあなく、
ジャケ買いに近い。というかまずボドゲはジャケから見る物なんだけどどうなんですかね?
やることは場(天空)からタイルを取って、
ペンギンパーティのように土台?を作り、土台の上に更にタイルを追加する場合は、
土台の色2色のうち1色を選んでその色のタイルを置くことができる。
タイルにはそれぞれ条件別に得点があったり、タイルそのものを置くためにコスト(=信者)が必要だったりするので、
単純にペンギンパーティのようにガンガン取るわけにはいかないんだけども。
ラストまたは途中で神様のタイルを一枚取る。
これまた条件によって得点が加算される。
また隣接するタイルによって得点が入ったり、天空に置かれた信者を取り除くことで得点が入ったり
いろいろ勝ち筋があるゲームになっている。
4人用だったので、残念ながら水無月さんと対戦は出来なかったけど、
軽やかにインストしてもろてスタート。俺が取ったのは緑のバランスが多いと3点入る神様。
神殿マジョリティを取って11点を目指すものの、つちやさんに神殿取られて計画はお釈迦に。
荒野として置けば上には何色でも置くことができるけど、
わりと決断をサクッと行わないとあとで後悔することになる。
あと、途中までタイルを取るときにそのタイル上に置かれた信者を即コストとして支払ってタイル取れる、を忘れていた…。
序盤で希瀬さんに緑∞をパスってそのまま希瀬さんがリードを守って一位。
22-19-18-17で俺は3位かな。案外点数固まったし、プレイはし易いし、
そして見た目のイメージより全然軽いゲームだと思うのでペンギンパーティ経験者にはとくにお勧めかも。
俺も周囲に持ってる人がおらなんだら買ってたかも。ってくらいには気に入った。


●スマートフォン株式会社

さて出ました持っているのにやってない重量級ゲーム。
重量?プレイは2時間以上かかったので重量に分類しちゃうけど、
やってる本人達はたったの5ラウンドだしあんまり重量に感じていなかった模様w
スマートフォン株式会社と名乗ってはいるけど手持ちに現物のスマホがあるわけじゃあなく、
プレーヤーは各自スマートフォンを売る会社のCEOとなって、
自社のスマートフォンを売りさばき、沢山勝利点(というかお金でいいと思うけど)を得たら勝ち。
各ラウンドは大まかに

行動プロット
技術開発
生産
販路拡張
販売

みたいな流れになっている。
技術(GPSとかNFCとか)が載っていないと言い値でしかスマホが売れない、
販路がないとそもそも売れない、等売るための努力をいろいろしなければならない。
また、販路マジョリティボーナスや最初に技術開発した人にはボーナス点があるなど、
頑張ればそれだけのリターンが設定されている。
スマホの価格を安く設定すればそれだけ売りやすくなるし、
手番順も現在の勝利点とスマホ価格で決定されるのでスタートが取れて有利になるが、
単価が落ちてしまうので、後半になるほど厳しい闘いになってしまう。
なので、5ラウンドの中でいかにあくせく自分の行動をプロットするか、が
非常に重要かつ楽しい。というか行動プロットが6割くらいじゃないか?w
この行動プロットも各自に渡されたアイコン付きカードを重ね合わせて
そのカードに書かれたアイコンの分だけ行動コストを生み出せるという
今まで見たことない感じのプロット方法。
コルトエクスプレスみたいな行動になるんだけど、
正直無駄になる物(流れ弾みたいな)が全くないので、
その分いかにでも効率よくできそう、というよくわからない欲が出てきて大変だ。
5ラウンド終わってVisionsさんがぶっちぎりトップ、一人だけ200点越えてたかな。
俺は最後に2位のサガ君を沈めようと画策し、
彼のエリアマジョリティを全部カットに入って4位。
そんかしスマホの単価を大幅に下げてしまったので、勝利点はあまり取れず。
今回はこーやって負けたので、次はもっと行動を洗練したいもんだ。
あとVisionsさんのインストが非常に分かり易かった、ありがたかった。

今後うちにきたお客様はどっかのタイミングでこれをプレイすることになりますw

●スプリングメドゥ

希瀬さんリクエストで持ってきた一品…だったんだけど、
なかなか出す機会がないというか4人一組にならんままここまできたので、
やむを得んサシでやるか!ということで開ける。
事前にルルブを読んでおいてもらって、2分ほど確認してからスタートw
ウヴェ様パズル3作目にして、作を重ねるたびにどんどんボードが大きくなっている。
大きいことを良いことだ、たくさん得点貰えて嬉しい感じがするしな。(得点を稼げることと同意ではないw)
やることは場のガイドポストが置いてある列から一枚ピースを取って
自分のボードに敷き詰めていくだけ。
重力が働いているわけではなく、雪山が草原になっていくというテーマからして、
とくに下から詰めろみたいな話でもなく、好きな場所に置いて良い。
ただし、得点計算は敷き詰めてある左からもしくは下から順に埋まった列と
埋まってないけど埋まった列からせり上がったマス分x1点を獲得する。
非常に単純なんだが、ピースがむっちゃあるので、引きにも左右されるかもしれない。
エキスパートルールでピースを特定するルールもあるみたいだけど。
それから、ピースや個人ボードには穴が開いていたり描かれている。
基本的に穴は開けておけばそれで1点。
また、穴同士が隣接すると追加で岩タイルを貰える。
手番中に2枚目のピースが手に入ると同意なので、これは結構重要。
穴を塞いでしまえば得点ができなくなる。(その場合マーモットトークンを穴にかぶせる)
場のアクティブ列が2以下になったタイミングで得点計算。
その時点での得点が高い方にピクニックバッジが渡され、バッジを2枚獲得すると勝利。
1戦目は希瀬さんの手堅い打ち方に対して、穴グループ作りを狙いすぎて
10点差くらいで敗北。
さくっと終わったので2戦目。今度はとにかく場を埋める。
多少穴埋めしてもとにかくマスを沢山埋める作戦で突撃し、勝利。
ウヴェ様はワーカープレイスメントのイメージが強いけど、
こういう単純なパズルもとても面白い。
他2作を実はやったことがないんで、入手しておこうかな…。

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