知的障害の子とボドゲを遊んでみる 144

不手際があって遅くに開催したため、2ゲームしかできず。
というかミスターが開始時点で既におねむだった。
むしろよくやったと褒めてあげたいところ。

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ヤギのベッポ-8

連日やることはあまりないんだけど一定期間を空けてやる定番ゲーム。
一定期間が大体一致していると思うので定番と言って差し支えないだろう、8回もやってるし。
金属球でベッポ(の木製駒)を弾いて止まった絵柄まで進めるすごろく。
弾き飛ばしの対象は自駒も含まれる。自駒が吹っ飛ばされた場合は振り出しに戻る。
考えようによってはシビアだし、ベッポの形が絶妙で、
わりとボード全体が射程範囲だったりする。

★観察できた内容
一定期間があくため、ミスターは前回狙えたところが狙えなくなる、
そしてまた復習して狙えるようになる、を繰り返している。
ただ、面白いのは毎回新鮮な喜びに包まれれること。
「前できたこと」が悲しいくらいすっ飛んでいるので、
「前できたこと」が再び出来るようになったことを「初めて出来た」に変換するため、
大喜びでリプレイする。
正直、得だ。
いや経験がリセットされるのは寂しいかもしれんが、どうだろう。
どちらも喜べた分オトクなのではないか、と考えるようにしている。
今回は3ラウンドやって、ミスターが2本取って勝利。
というか1ラウンド目が一瞬すぎたのだ…。

●ペンギンの魚釣り-4

このゲームやる度に目頭が熱くなる、というかなんとも言えない嬉しい気持ちになる。
ただの神経衰弱+すごろくなんだけど。
書いたかもしれないが、かつてのゲムマで処分品(でも新品)を処分価格で購入し、
みんなでやってみて正直微妙かね?という評価がつき、
でもミスターが再発見してくれた。オーナーとしてこんなに嬉しいことはない。
もちろん俺も喜んでプレイする。
処分価格の30倍くらいのペイはした、まだ4回しかやってないのに。

★観察できた内容
これはもうきちんとしたルールで遊べているし、
今回ミスターの最初の引きが良すぎたので、そのままリード守られて敗北。
これが大人同士だと最初の魚の引き次第であとはダイスゲーム、運ゲーになるよな、
で終わってしまうんだけど。
対ミスターではミスターのやる気スイッチにとてもとても火が付くのでありがたい。
ミスターが覚えが悪い、引きが悪いの場合はこちらも適宜難易度調整が利くのでやりやすい。
サメ警報(全員同時に引く、結果を処理したあと魚はランダムに戻せる)のあと
意図的にミスターの記憶をかき混ぜようと魚をシャッフルしたが、
今回は完璧にミスターが魚の位置を記憶していた。
タイマンだと最大2匹しか引き抜かれないから、もう少し難易度を上げて
戻すタイミングを変えてみるとか調整してみようかな。

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