知的障害の子とボドゲを遊んでみる 25

ミスター(息子)のステータス
6歳(小学校一年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●メイ・カー

なんとミスターから「メイ・カーやろう」といってきた。
なんと言うことだ、こちらは失敗したとおもってわりとめげていたというのに…。
子供は今大きくなったのか、と実感させられた瞬間。大げさか?
ともあれ、前回の失敗の苦い記憶が残っていたので、今回はちょっとずつ改善を加える。
改善点1
以下をこさえた。

前回見本を見る為に四苦八苦していた。
元のマニュアルがこれ

なので、小さくて見づらいこともさることながら、
他の図案もばばっと載っかっているのでノイズが多い。
まったくよろしくないので見本を単発にしてみよう、とこさえたのであった。

★観察できた内容
とりあえずこさえたお題を元に作ってみるチャレンジにした、
当初はなんとか組み立てていたものの、
そのうち部品を探すのが億劫になってきたのが見て分かった。
もう少しお膳立てが必要だ、具体的には札の表裏が識別できるようにする、とか
お題に対してこのカードを使うというのをもう少し明示した方が良い。
せっかく興味をもって取り組むようになったのでこれを逃す手はない。
今日はそういうわけでまだお膳立てが足らなかったので、
パパ、部品調達。ミスター、組立と役割分担していた。

●トーキョーハイウェイ

柱と棒の組み合わせで高速道路を作り、交差させた道路に対して車を走らせる。
手持ちの車が尽きたプレーヤーが勝ち。

★観察できた内容
柱、大人には丁度良い難易度だが、ミスターにはちょっと小さいな、
橋脚として機能せねばならぬので、器用さがダイレクトに成否に反映されてしまう。
柱に何か貼って抵抗をつけるか、ちょっと検討。
ジャンクションの黄色い柱とか、それぞれルールはあるんだけど、
説明中に飲み込みが困難になってきたのが見て取れた、
よってルールを変更し、ともかく柱と柱を一本の棒で結ぶ、
結んで、走らせるにした。
これも食いつきは良かった。工夫が起こるのはきっとこれから。

●キャプテン・リノ スーパーバトル

やりたいゲームが決められない、と言ってきたので
ママが「キャプテン・リノ」にしたら?と提案したら、イヤダと。
じゃあ何が良い?と聞いたら「スーパーバトルをやるよ!」と言ったので、
本日はスーパーバトル、5F作った方が勝ちルール。

★観察できた内容
柱一本の場合は床の真ん中に柱を位置させる。
柱二本の場合は床の両端に柱を位置させる。
書くと当たり前のことは以前できていなかった。今日は出来ていた。
一体何があったのか?それとも今までの諸々が蓄積されたってことでいいのか?
頑張って6段目も作ろうとしたところで崩壊。崩壊の割りにかんしゃくもなく
普通に盛り上がれた。
建設、というファクトが好きなんだろうな。
ショベルカーをゲームテーブルに導くのは断じて止めて欲しいんだがw

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