知的障害の子とボドゲを遊んでみる 5

ミスター(息子)のステータス
6歳(小学校一年)
文字…部分的に書ける、読める。(難しい漢字が読めて簡単な漢字が書けないとかばらつきあり)
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。
ステータス割愛とおもったが、そうするとどうしてルールを簡略化するか
などの説明が煩雑になるのでとりあえずヘッダにすることに決定。

・虹色のヘビ

ヘビの頭、尾が5色+虹色、あとは様々に彩られた胴体の札があり、
山札から一枚めくって同じ色の札同士をつなげていき、
頭と銅まで繋がったら繋げた札を獲得、一番札を獲得したプレーヤーが勝利なゲーム。
虹色はワイルドカード、どのパーツにも繋げて良い。

これも飲み込みが早かった、
早かったのはいいのだが、2人でやると頭から尾まで揃うまでの時間が
長く感じてしまう。胴体の札減らすか検討中。

★観察できた内容
・繋げ方について、「色」の話しかしていなかったが、
自分で勝手に札の上下をひっくり返したり、
胴体はS字になっているため、ナナメに繋ぐ必要もあるのだが、
そのへんもきちんと対応できていた。
・虹は意味不明な感じだったので、繋がることをその場で助言。
・待ち時間じっとしていられない。パパがやっている間はパパを見ていてください、
とひとまず声がけ。

・キャプテン・リノ

カード積み上げて塔を作るゲーム。
出張中は奥さんが相手をせがまれるほど大人気のゲームとなり得た。
が、奥さんの方針としてミスターが説明してくれたルールに従う、というやり方をしたので
札の意味もリノ人形の置き方も適当だったらしい。
ルールを守る、という訓練をしなくてはならんので、
その辺奥さんとコンセンサス取りながら進めたい。
無事見つかったからよかったものの、人形を紛失したとこのことで、
こちらもきちんと用具を扱うということを徐々に浸透させたい。

本日はきちんと内容について改めて指導。但し手札は5枚とした。

★観察できた内容
・テレビは奥さんとお友達が占領していたため、ながらプレイはなし。
但しプレイテーブルにミニカーを置こうとしたので、それはよくないと指導。
・注意深さが増している。ミスター自身が立ってプレイするタイミングが早くなった。
・同様に、リノ人形置き直しも一応バランスを感じながら置いている。
・負けた瞬間にカード手崩し、かき集めてしまったのでカードが曲がる。
良い機会なので用具を大事に扱うことを指導。
・でもその直前に「こら」と反応してしまった。大反省。

・ウボンゴ3Dジュニア

ウボンゴ3Dをベースにしている、8個のピースを使って
所定のお題の中を立体ピースで埋めて、埋まったら今度は
どんな方法でも良いので積み上げていく。
積み上げた高さに応じて宝石が獲得でき、たくさん宝石を獲得したプレーヤーが勝利なゲーム。
レゴは普段からやり過ぎるほどやっているので、
これもまあ運が良ければいけるかなー、とは思った。
結論から言うと難易度高すぎた。
とりあえずゲームにはならぬとおもったので、
お題カードとブロックと砂時計だけだして、
この砂時計が落ちるまでに、お題カードの緑の枠の中に
ブロックを置いてください、というルールにしていた。

★観察できた内容
・ブロックそのものには親和性が高いが、枠内に入れる、がどうしてもできない。
その辺立体なので尚更やりにくいのかな、ともおもった。
・ウボンゴジュニアなら平面ピースでしかも表裏使わないので改善できるかもしれない。
・ただブロックそのものはいじってたそうだったのと、
初めてみる砂時計に興味津々だったので、しばらくそのままにしておいた。

・くるりんパニック

メインユニットのスライドスイッチがバカになってて
そろそろきちんと作動しない、スイッチの交換か、本体丸ごと交換かw

★観察できた内容
・相変わらずこれだけは至極真面目にプレイする。
やはりずっと自分のターンでいられるのが大きいのだろうか。
待ち時間とかもきちんとあるはずなんだけど、
回り続けるモーターの音、とかが緊張感をあおっているのだろうか。
・そしてきちんと点数計算もする。もっとも先の展望を予見するのが苦手なのと
ゲーム中の単純計算が苦手(というかマルチタスク出来ない)ので、
あと何点、みたいな数え方がまだできない。
おいおい教えていきたい。

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