知的障害の子とボドゲを遊んでみる 184

ミスター(息子)のステータス
9歳(小学校四年)
文字…大分漢字は読める、おまけに失敗を恐れない。。
計数…30くらいまでならぱっと可能。量目を見切るのはまだ苦手。
計算…一桁なら加減の暗算できるように。繰り上がり計算は相変わらず苦手。
会話…能動的に喋るようにはなっている。接続詞と敬語苦手。

●マジックメイズ:キッズ-1

協力ゲーム。
プレイヤーそれぞれが矢印カードを受け取り、その方向にだけキャタクターコマを動かすことができる。
バックストーリー的にはカエルに変えられてしまった王様の呪いを解くために、
王子様達が薬の材料を集めましょう、という話。
チュートリアル+ストーリー1~4までが楽しめる内容になっていた。

★観察できた内容
これを始める前にミスターが

「なんだっけなー、あれ、あのおゲーム。…そうだ、重機りんりん!」

と。
ボードゲームがひさびさなのに重機りんりんはよっぽど気に入っていたのかすぐに名前が出てきた。
ので、次の機会あったら重機わすれずにもってこう。こちらの手落ちだった。

さて、ひさびさの知ボドはまったく未経験のゲーム(俺もだけど)から開始することに。
今回は奥さんも強制参加だったので3人協力ゲーに。

ストーリー1だけを進めたので王子様と王女様だけを動かしてミッションクリア。
協力ゲームなんだけど、今までミスターがやってたのは原則ターン制のゲームだったので、
時間内になにしてもいいよ、というのは神泉だったけど何をして良いのか分かっていなかった様子。
時間内にやれることをやれるだけやって評価される、という類のゲームやってなかったな。
キッズ、と題するだけあって難易度は易しかったというか協力ゲームにありがちな殺しにくる難易度ではなかった。
ストーリー1だと砂時計もないし試行錯誤が容易だ。
元のマジックメイズを知っているから拍子抜けした部分もあるけど、低年齢同士で遊ぶには丁度いいと思う。

ところでターンなしで制限時間内に思い切りやって良いゲームってそんなに無いなと言うことに今更気がつく。
それをやってしまうとミスターがなにしていいか分からなくなる、というのが最大の問題だったから避けてきたのだけども。
今一度自分の所持リスト見直そう。

●パカパカお馬-10

定番すごろくゲーム。2つのダイスを振って道具を取るか、先に進めるかを選びつつ
一番最初に馬を厩舎に運び込んだ人が勝利するゲーム。
ただし、厩舎に馬を射れるためには7つ道具を全て揃えなければならない。
2つのダイスのどちらを選ぶか、7つ道具なんだけど蹄鉄が4つあるので、実質4種の道具を集めるの、
いろいろ選択肢があってむつかしいゲームなんだけど、なぜか子供によく刺さってくれる。

★観察できた内容
まず奥さんが本気で勝ちに来てて面白かった。
そしてそれを察したミスターが「今日は僕珍しく負けるかもしれない。」と言っていて面白かった。
全9回やったうちの殆どで勝っていたこと、なので「珍しく」負けを察したこと。
なにより相手のリソース(道具集め)状況をみた判断だったってのが印象的だった。
道具差2、マス差1だったのに。
こういうところで負けに対するショックを軽減する彼なりの処世術なのかもしれないし、
そうやって懸命にゲームに参加しているかもしれないし、
心理状況は本当にはかりしれないけど、それでも一生懸命に参加している姿は微笑ましい。
「珍しく」ママと一緒にゲームやれんのが本当に嬉しかったってのもあるんだろうね。
で、どうしたかってと奥さん1位、ミスター2位、俺3位。
予言はその通りとなった。
奥さんはきちんと道具揃えてからゴールする、というセオリー通りの動きだし、
マネしたミスターもセオリー通りだったし、つまり手番ゲーだった感じすらあるんだけど。
ミスターが寝付いてから奥さんと感想戦まで行う。
大体ここに書いたことを奥さんに伝える。
加えてびっくりだったのは眠かったのもあるだろうけど負けてもすんなり受け入れたことが本当に驚きだったりする。

知ボドではないけど終わったあと奥さんとこの画像のゲームしてた。闘球盤(クロキノール)という。
たまたま泊まった温泉街で土産物屋ふらついてたら見つけたので購入したがどちゃクソ面白かった。
カロム+カーリングな感じ。

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