知的障害の子とボドゲを遊んでみる 149

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●のぼるカエル城-6

ここんとこの出番回数うなぎ登りなカエル城。
登ってるしな。
必要ないと思った神経衰弱フェーズも
なんだかんだで毎回やってしまっている。
成功体験を受けるには低いハードルではあるんで、
しばらくこれ続けるか。

★観察できた内容
今回は2人とも神経衰弱ダメダメ。
なので、先手番のミスターがカード多く取ることに。
(このゲームカードは最初2枚一組10セットなんだけどランダムで1組抜くので奇数になる)
ハードル低い、と上では書いたけれども、
ミスター的には丁度いいんだよな、このギリギリ感が。
俺はもう余裕っすなので片手で操作しようかなーとか考えながらやっていたら
普通に玉落っことしてしまう、なにやってんだ。
というわけで2枚差ミスター勝利。
いやしかしなんか俺は俺でハードル欲しいかもしれん。

●ヤギのベッポ-9

最近またベッポ熱がぶり返してきた?
パチンコすごろく。
こちらはルールはものすごいカンタンだけど、
やり込めばやり込むほど味わいが出るというか、むつかしくなる。
画像みても分かりづらいかもしれんが、一応ボード内全部が射程範囲になり得るので。

★観察できた内容
ここ3回くらい連続してやってるせいか、
だんだんベッポを狙った場所に打ち込む精度が上がっている、気がする。
気がするというのは作戦云々よりも、
とりあえず俺の駒をどう撃墜するか、を考えるようになったから。
本当はすごろくなので、次に進めたい絵柄を狙うのが最適解なんだけど、
とりあえず動機は異なれど、「狙うための技術向上」は
とてもとても大事なことなのでやりたがるようならまだ暫く続けよう。
ミスターはベッポにどう玉を当てればどこに飛ぶか、のイメージはおぼろげながら固まってきたが、
ベッポの向きを変えるという工夫にはまだ考えが至っていない模様。

●ファウナ ジュニア-10

久しぶりにキタクイズゲーム。
あれ、でも10回やってる。いつの間に。
こないだリアル動物図鑑を買ってあげたのでちょびっとでもイメージが上がっているといいなあ。
ちなみに卵生やら食性やらは図鑑にのってない、
そういう知識もある図鑑を新たに提供しようかどうか迷うわー。

★観察できた内容
のっけから悲観モードというか、
しばらくやらない間にクイズゲームとは回答を相手が導いてくれるゲームに
なんとなくなってしまっている感じ。そんなことはありえない。
あと死ぬほど動物数が多いので知識の蓄積は実は殆ど役に立たない。
卵生食性くらいか、強いて言えば。
一番大事なのは覚えている知識の開陳よりも、
想像力を働かせて「あってたー」「まちがってたー」を楽しむゲームなので、
悲観モードで押されると困るっちゃ困るんだよな。
やりたいと言ってきたゲームだから、とりあえずミスター勝利にもってって、
終わった後でこのゲームはどういうゲームで、
一々予想を外すためにめそめそしていてはゲームにならないか、
ということを滔々と説明してみた。
そもそも悲観モードになる原因というか、元をなんとかしたいんだけどな、
そんなカンタンに物事が、発達障害の解決進むわけもなく。

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