知的障害の子とボドゲを遊んでみる 138

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ねことねずみの大レース-8

アナログゲーム療育講座にて、アナログゲームに依るのもどうなのかと言われて
帰ってきて早々にアナログゲームを始めたアカウントがこちらになります。

なんだかんだでミスターが楽しくなってきたすごろくゲーム。
指名で買ってきたのがおよそ一年の時を経て定番になりつつあるぞ。

★観察できた内容
ほんのわずか、ほんのわずかなんだけど、
ネズミの仕事…というかミスターのタスクか、判断か、
分かってきたことが増えてきた。こういう言い方は適切じゃあないかもしれないけど。
決してネズミを動かせないわけじゃあないんだけど、
ネズミを動かすとそこに一杯一杯になる。
で、「チーズは?」と言うと慌ててチーズが入っている四隅のシェルターに移動する。
ネズミを動かしている最中はそれしか見えてないのだ。
言えば意識が戻るというか、ちょっと視野が広がるので、
ちょっとずつ支援を減らしていくと、ある程度はチーズがプール出来るようになる。
それよりネコに対するアクションのほうが面白かった。
ネコに追いつかれるとネズミはゲームから退場することとなるのだが、
これはもうネズミを死守していた。
本当は出目によって5匹のネズミを適切な位置に動かすのが勝ち筋なんだろうけど、
ミスターはこれ以上動かしたらネコに食べられてしまうという局面ではネズミは停止し、
次のネズミをスタートさせるのである。
なるほど、チーズを見ていないわけじゃなくて、ネコとネズミで一杯一杯か。
ゲームのタイトル通りだ。ある意味正しい。
ちょっと面白かったので、こちらも工夫して手心を加えてみた。
あとそんなこんだで楽しく周回していたらネコが3周半してた。
まっとうな勝負だったらネズミ全滅していてもおかしくない。

●チャオチャオ-4

なんだか久しぶりにきたぞよ。
どうしてこれ?と聞いたけど、これあんまりやってなかったよね、との答えのみ。
まあでもいいか、面白いと思えるならそれをやらせるのが良い。
本来はブラフゲーム。
筒の中でダイスを振って、出目を申告して進む。
出目の申告は真実である必要はないが、もしチェックされてブラフを見抜かれると
手駒が橋から落とされてしまう。(このときのかけ声がチャオチャオ!)
手駒3個(3人)渡ったら勝ち。

★観察できた内容
前々から分かっていたけど、ブラフは無理だ。
無理と分かって居つつ、どうすれば良いか解決策がないので
ダラダラと普通のすごろくにしていた。
ダイス目には×という出目があり、
ここでは本来強制的に嘘をつく必要があるのだが、
ここで電球がピコンと。
×が出たら脱落にしてしまうのはどうか。
ということで×は落っこちます、チャオチャオ~と言い、
そこから別ゲースタート。
終わってみれば普通のチャオチャオの如く双方それなりの数が脱落し、
最終的に多数決でミスターの勝利。
次もというかブラフが張れるようになるまではこの形式だな。

●ファイアドラゴン-6

定番すごろく、と書きたかったが
最近出番が多いというだけで、数的にはねことねずみの大レースのほうが多かった。
2匹のドラゴンを操って宝石を獲得していくゲーム。

★観察できた内容
こちらはねことねずみの大レースと違って、基本的には1匹のドラゴンを動かす。
2匹目を動かすメリットが感じられないためだったらそれはそれで凄いんだけど。
ミスターは十分慣れてきたと思うし、
ここらで一旦タスクの整理をしてあげてもいいのかな、
ドラゴンがやれることは

宝石の獲得
他人のドラゴンに追いついて1個奪う

があるので、「奪う」の選択肢があればもうちょっと2匹が上手に動くのかなと。
とはいえ、噴火後は2個とか3個とか宝石がボタボタ落ちているので、
奪うにどれほどのインセンティブが働くかはちょっとわからないけど。
そして注目の結果ですが、なんと同点。これは想定外。
さすがに33個を細かくカウンティングは出来ないw

先のエントリで、ボドゲは万能じゃないし、
松本先生にもボドゲ以外の楽しみでやってみたら?と言われて
うーむどうしようとちょっと悩んでいたが、
(ちなみにボドゲ以外の選択肢はそれなりに多いので、
 せっかく好きでやってくれているボドゲを外すのがどうかという悩み)
奥さんに「好きで楽しいことをやればいいのだ」と言われ、気が晴れた。
そう。まず好きなことを楽しんでやらねばいかんよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA