知的障害の子とボドゲを遊んでみる 85

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●タンブリンダイス

お初ゲームその1。
写真を見てもらうのが一番手っ取り早いが、盤上にダイスを弾き飛ばし、
ダイスが止まった面×点数で、4つのダイスが止まった位置の合計点を競う。
極めて単純かつ分かり易いルール…なのだが、大問題があって、
ミスターはかけ算が出来ない。(支援級ってのもあるし、2年ももう少ししないとかけ算やらんじゃなかったけ?)
よって、得点計算のみ俺が行う。
本日は母を加えて3人戦。

★観察できた内容
もう単純というだけでも十分に食いつきが良かった。
このゲーム、盤外に飛ぶと失格なのだが、加減がわからんと困るだろうと配慮して、
大人のみ正式ルール適用。ミスターは2回までリテイクOKとした。
無制限だとルールにならんからな。
ただ、俺もやってみて案外加減が難しい。飛ばさぬようにすればいいじゃんと思いきや、
近場に飛ばすと×0点となり、失格とあまり変わらないじゃーん…と思っていた。
思っていたのだが、このゲーム手番順にダイスを弾く、というのがミソで、
盤上にダイスが残ってさえいれば、それが何らかの原因で弾かれて得点エリアに着地したときに
きちんと集計する。
あくまで全員がダイス飛ばし終えたあとでの結果なので、盤外と0点には大きな隔たりがあった。
1回目はミスターが28点、母21点、俺19点。ふがいないw
あまりにあっさりおわり、しかも気に入ってくれたので、2回目リクエスト。
2回目はミスター25点、母25点、俺21点の同率一位が2名。またしても俺不甲斐ないw
弾く系、初めてだったらきつかったかもしれないが、ピッチカーでそれなりに訓練した甲斐があったのかな?

●それは俺の魚だ!

お初ゲームその2。
60枚のチップ上をペンギンがまっすぐ進み、出発点のタイルをゲット。
タイルの裏には得点が書かれており、どのペンギンもまっすぐ進めなくなったらゲーム終了。
タイルの合計点を数えて多い人が勝ち。ペンギンは六角形の辺それぞれの方向に進むことができるが、
まっすぐにしか進めない。またジャンプもできない。
こちらも3人戦。

★観察できた内容
普段は乗り物にしかあまり興味を示さないミスターだが、動物園はそれなりに好き、偏ってるけど。
で、ペンギンとかは実はかなり親和性が高い。よってわりと食いついてくれた。
タイルを並べている時点で「僕にはこれむつかしすぎるよ」とか言ってたが、
やる前にむつかしいというのは良くない、と諭す。
ペンギンが進むこともジャンプできないこともすっと飲み込んでくれたが、
ペンギンの出発点でタイルを取る、というのに大変苦戦していた。うん分かりづらいだろうな。
記憶のオンオフが苦手、と俺の中で表現している。
今ある事象は見えているんだけど、直前の記憶が操作できない感じ。
ゲーム終盤で、「先にタイルを取ってから進んでみては」と提案し、ようやく形に(ゲーム的にはそぐわないことは承知)
結果は全員なぜか一点差だったが、ミスターの勝ち。
適当にやってみたが、適当同士がからんでもわりと僅差に終わったし、
動けなくなるタイミングも適当同士ならそんなにシビアにならないのが良かった。
セットアップに時間が掛かるのが難。次もやってくれるといいな。

●ラビリンス

ぼくラビリンス一番スキ、と言い出す。おめーかたろーぐはどうしたいんだえw
タイル組み替え式迷路ゲーム。ルールは従前同様。

★観察できた内容
もう少し回数やらないと傾向が読めないが、序盤で躓くと案外引きずる傾向があるかもしれない。
一つ目のお宝を取るまでに俺が3つ取得し、そのままリードを守って勝利。
ミスターは目的物までの距離が5以上離れ、かつ間に壁があると大混乱を来す。
(集中しているので端から見るとおとなしいものだが、大混乱中はこうなる)
普通に「そうだ重機を使おう」とか言い出す。それはルール違反なのでいかん、と諭す。
これも傾向っぽいのだが、横軸に目標となる宝が来ると横にしか思考が回らない。
縦にずれている分には非常に驚くべき解決法を見せるのだが。
もう少し観察用途でやりたい。いや観察ははた迷惑だろうから、勿論ゲームは全力で楽しむけど。
できればこれだけ録画したいくらい興味深い内容。

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