知的障害の子とボドゲを遊んでみる 69

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ヤギのベッポ

ずっと気になっていたけど諸事情で入手できてなかった系。
ゲムマのジーピーさんブースで売られていたので迷いなく購入。
ヤギのベッポを弾いて、ベッポが止まった絵柄のマスまで自ゴマを進める。
…だけではなく、相手のコマにベッポを当てて相手を弾き飛ばすという
バトル要素を備えたステキスゴロク。

★観察できた内容
まずベッポの飛び方が良い。はじき方はスロープからパチンコ玉を転がし、
ベッポの下にある強力磁石がパチンコ玉を強烈に引きつけて
その勢いでベッポを弾き飛ばす。
これが思ったより凄い飛び方をする。
で、当然ミスターは食いつく、ものすごく。
スゴロクはついでで、もう弾き飛ばす方に夢中だ。
スゴロク自体も気分が落ちついたら進めてくれた。
とりあえず弾き飛ばしルールなどはまた後日説明するとして、
単純かつとても面白い物となった。

●かたろーぐ

シンクロ率測定ゲーム。他の遊び方もそろそろ試してみようかな。
ミスターはシンクロ率測定よりは好きな物当てゲームという認識なのだが、それもまた良し。
昼間時間が取れたので新シートをこさえた。系統は同じだけど。

★観察できた内容
新シートの効果もあってこちらも食いつき良し。
書いていなかったが、ミスターは手札を順番通りに置く、が出来ないため、
こちらがミスターにマークが見えるように扇形に札を持ち、
コレを好きな順に置いてって、としていた。
ところが好きな順が石を置いた場所と無関係に発生してしまうのか、
石しか目に入らないためか、ともかく俺が見て左側から順に札を置いてってしまっていた。
もうこれはしつこく口頭指導しかないなーと思っていたので、
しつこく指導していた(本当にこれが一番?などと声がけ)ところ、
今日はきちんと石が置いてあるところに対して順位付けを行ってくれるようになった。いいぞ素晴らしい。
ゲーム本編とはちょっとずれるが、順位の答え合わせをした後、
その順位になった物はどこがカッコイイか、スキなのかを
できるだけ詳しく聞くようにした。
ちょっとこれを機に会話量も増やしてみようと思う。

●タイニーパーク

新作は一度に一個までの投入という自己ルールにしているので、
今日はスチームパークかベッポか迷ったのだが、ベッポを投入。
よってタイニーパークを継続して遊ぶこととなった。

★観察できた内容
出目に対して素直にタイルを選んでしまう。
このゲームは本来の出目に対応するタイルが無くなってしまった場合、
置けるタイルが無くなってしまった場合に無駄手番が発生するため、
ので、後半融通が利きやすい1個のタイルは後で取ったほうが良いと思うのだが、
そんなことはとりあえず無視して取れるタイルに手を出してしまう。

一度置いたアトラクション(タイル)は移動できない。
出目に対応するタイルがない場合はなにも建設できない。

この2点をきちんとやれるようにせねばいかんな。
これが出来てしまえばなんとなくスチームパークにも移行出来そうな感じがする。
終了後は恒例のパークで遊ぶロールプレイ、但しミスターのみ。
このロールプレイが凄くて、遊び終わったら自宅に帰って寝る、
その最中に俺がタイルを片付けて、ボードのみになったパークに訪れて
「あれー更地になっちゃってる!」までが一連のロールプレイ。
更地スキだなw

●ビークルメモリー

定番神経衰弱。
そんなに負担にならないゲームなので4ゲーム目がある場合は今後もちょいちょい使うか。

★観察できた内容
今日は並べるタイミングで自分で絵札を確認して整列しようとしていたので、
それはいかん、とルールを守ることについて注意した。
欲しい物があれば努力するべき、手は伸ばさないと届かない、みたいなことを。
比較的簡単なゲームはきちっとルールを守って遊ぶ方針が出来たので、
今後もある程度厳しく見ていこうと思う。
ゲーム自体は恙なく進行出来るようになってきたし、
お目当てが取れなかったときはこちらが取った札と物々交換で気分を落ち着けるということも出来てきた。
あと気になる、というかこれから一層激しくなると予想される部分として、
自分が分かっている札を他人が触ったとき、もう片方を指摘してしまうことかな。
おとなしく他人を待つ、というゲームの基本をもっと頑張ってもらいたい。

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