知的障害の子とボドゲを遊んでみる 75

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●かたろーぐ

シンクロ神経衰弱。
今日は久しぶりにお手製ボードその1でやろうとしたんだけど、
「なんで古いのでやるん?」と開始前にツッコミが入ってしまい頓挫w

★観察できた内容
もうしばらく同じ感想が続くと思われるが、細かーい順番が理解できない。

1.石を置く人がランダム(というか石置く人の好み順)で石を置く。
2.カードを置く人が置かれた石の中でランキングを考え、その順にカードを置く。
3.石を置いた人がランキングを当てる。

ゲームは概ねこんな感じだけど、ミスターがやれることも概ね…なんだな。
カード置きがミスターの場合、1についてはミスターの好みで石が置かれる(と思っている)
2,3については多分バッチリ。
石置きがミスターの場合、1,2についてはバッチリ。
3については1同様に考えてしまって、カードを置く人(つまり俺)の嗜好が考慮されていない。

ある程度きちんと文字にすると、やっぱり相手の立場に立って物を考える部分が難しいんだろうなと思う。
もう少し一緒に修行してみよう。正直台紙飽きてるんだけど、
敢えて順番固定するとか、好きなものはなんで順位が上にくるとか
そういうことをなんとか学ばせたい。ミスターが飽きるまでめげずに頑張ってみる。

●ウッドマン

定番2品+定番じゃないの1品ということで
本日はウッドマンを入れてみた。斧ジェンガ、とでも言えば例えになるだろうか。

★観察できた内容
本来のルールだと幹を落としたら落とした人が獲得させられ、マイナス5点。
ところが2人だと5点が重すぎるので3点でやってみることにした…が、
結局重すぎて俺の得点がマイナスになるという事態に。
次があったらマイナス1点くらいにしよう。
さすがに0点下回るとミスターの理解を超えてしまう。
幹を獲得したミスターの得点処理の際に、引き算が苦手なので
マイナス分の皮を取ったら、悲しまれた。
これ朝三暮四作戦やりようがないし、どうしようかな。
途中経過の時点で俺が同数の皮渡して回避できるかな?
もはや朝三暮四ではない気がするけど。
例えば3点減算したいときに、5点引いて、2点渡すとか、
なんらかプラス要素を加えてみることをやってみよう。
ゲームそのものは注意深く斧を振る、という動作が難しいようだった。
押すのは反則なのでこれもなんとか慣れてもらおう。
細かい作業苦手だもんなミスター。

●カヤナック

穴開け釣り。本日もゲーム2を採用。

★観察できた内容
最初から思っていたけど、穴開けはシロクマの周りしかできない、という条件のわりに
シロクマ駒が穴開けにジャマ。
パタっと倒してもなんのおとがめもないけど、気分はあまりよろしくない。
というわけで今日はもうずっと倒したままにしていた。
失敗メモだが、一番最初にやったときの勘違いをずっと引きずってしまっているので、
穴の上を移動ということが理解できていない。
または穴の上を歩けるわけないから穴がないところに移動しようとするのか、
なんにせよ素直にスゴロクパートが動かない。
ダイスの面で考えると3分の1は移動に費やせるはずなんだけど、
すごろくではなく穴開けて釣りするのが本題になっているので、(そして大筋間違っていない。)
移動という部分を覚えてもらうのに四苦八苦。
タスクが複数になるとまだやっぱきついなー。

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