知的障害の子とボドゲを遊んでみる 97

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●魔法のラビリンス

あれほど繰り返したラビリンスが、潮が引いたように終了した。
というか魔法のラビリンスを選んだ。やっぱりラビリンスつながりかw
魔法と一言ついただけで全然別物ゲームなんだけどな。
さてこちらも通常ルールに戻してみっか、ということで
通常のルールを説明。
無印ラビリンスでお宝を目指すということについては死ぬほど練習しているので、
そこについては何ら問題無く。
魔法のラビリンスは袋から引いたチップ1枚を争奪するゲームなので、
勝利条件はこちらのほうが分かり易かったかも。ちなみにチップ5枚で勝利。
自駒はダイスでゲームボード上を進む。
ゲームボードの下には木の板で仕切りがあり、自駒の下に磁力でついている鉄球が
仕切りによって落とされると挑戦失敗、振り出しに戻る。
記憶力がイマイチなため、仕切り板は6枚はずした。

★観察できた内容
以前とは違うんだよ、とでも言いたげに慎重に進む。
(以前は思い切りよく進んで、よく失敗していた。)
画期的だったのは音を聞いて板の位置を判断していたこと。
本来はNGだろうけど、これはこれで工夫が見て取れたので黙認。
順当にチップをとっていくが、いかんせん板が少ないんで
俺もサクサク取れてしまう。うーむ諸刃の剣。
ちょっと無駄な動きを混ぜて手心を加えることに。
久しぶりに張り切ったゲームで負けちゃあショックだろうとおもったので
4-4まで競ってミスター先に5を取って勝利。
パパ負けてしまって悔しいね?といちいちパパの表情を確認しよる。はははこやつめ。

●キングドミノ

こちらも定番になりつつある。
今日も7×7での勝負。

★観察できた内容
今日からだんだん手番でやることを増やしていくこととした。
前回までは指差しで誘導していた部分を指差しをやめて口頭のみで誘導するとか。
段階を踏んで誘導していくとよく分かるけど、やっぱりというか
思っている2割増しくらい具体的に指示しないと動けない。
例えば場札に乗っている王様駒をもう片方の列の任意の位置に移動し、
元々王様が居たところのタイルをプレイマットに配置して、みたいなことを
子供向けにアレンジして毎ターン喋る感じ。
配置そのものにはあまり問題は無いご様子。
相変わらず坑道偏重と思いきや、今日もわりと満遍なく配置してった。
結局双方捨て札1、100対84でまたしても俺敗北。
俺が坑道を見過ぎているんかな。
ミスターに王冠をそれなりに取らせてあげねばというマインドは一応あるんだけど。


●オバケだぞ~

久しぶりにご指名。ダイスすごろく。
普通のすごろくと違って、オバケ目が出た場合に自駒がオバケに隠されてしまう。
ブラインドな状態でなんとか記憶をたよりにゴールを目指す。
途中でオバケ目が出た場合には、オバケ同士の位置の入替をしなければならない。

★観察できた内容
そういえばこれも記憶ゲーム。
記憶ものを連発していてやはりというか記憶をしていくゲームはミスター苦しいな。
試行錯誤はなんとか慣れて欲しいので心を鬼にして継続。
ただやっぱりきつかったのであろう、途中で涙目できついきついと訴えてきた。
でもゲームを投げるのはよろしくないので、オバケ目が出たときにミスターの位置を
先頭にもってきたりして気持ちの調節を図る。
ゲームそのものはミスターが勝利したが、記憶に頼るゲームに
どう耐性をつけてけばいいかな、ずっとそんなことを
というか終わってからもそればかり考えていたのだが。

●ドラゴンレース

時間が余ったのでもう一戦。
先ほどから考えていた記憶ゲームについて、
記憶が簡単なスゴロクをやらせてみようかなということで採用。なにげに初ですが。
ゲーム内容はマス目をドラゴンが進んで行き、自分のスタート地点から一周したほうが勝ち。
進め方はボード中央にランダムに配置された札をめくっていく、
自分の洞窟に描かれているモチーフと同じ絵柄が描かれていれば
描かれている絵柄の数と同じだけ進めることができる。
またその場合は連続して札をめくることができる。
他のモチーフをめくったら失敗、ペナルティなし。
骨のモチーフをめくったら失敗かつ骨の数分戻る。
成功でも失敗でもターン終了後にめくった札を戻す。

要は神経衰弱をからめたすごろく、ただしめくった札を位置移動する必要はない。
よっていち早く1、2、3の札を見つけることがゲーム攻略の要となる。
正直大人同士だと速攻終わってなんなん?で終わりそうな気がするが、
神経衰弱練習にはいいのではないだろうかということで採用。

★観察できた内容
案の定当初はめくった札を覚えないので、同じ失敗を何度も繰り返す。
序盤は俺もわからんので正直きっついとおもうが、
2枚くらい自分の担当札がめくれてきてからがサクサク進めるので楽しくなってきた模様。
継続でめくった札が骨でないかぎりはとくにデメリットはないので、
一度自分の絵を見つけたらキープし続ける、ということを覚えさえすれば
攻略はスムーズになる。ミスターも時間はかかったが、要領は得たようだ。
正直これは手心加えずにやるのが難しいので、
俺は1-2枚ずつだけめくって進度調整してった。
このゲーム自体の成功体験は良かったらしく笑顔でゴールしてくれた。
あまりに単純で日持ちしないかもしれないが、アイスブレイク用にあってもいいかもしれん。