それでもヘリが好きなのです。

こんなニュースがあった。

「性の悦びおじさん」宅に侵入容疑で「ドローン少年」逮捕https://goo.gl/8zgZeX

まったく以て迷惑な話である。

2011年に新規開拓した趣味として、ラジコンヘリがある。
高じて、ラジコンと呼ばれるモノについては
ヘリから飛行機からボートから、結局陸海空全部制覇してしまった。
そこまで手を広げていてもやはり原点にあるのはラジコンヘリ。
いい歳してからここまではまり込む趣味もないなと
我ながら思ったものである。

そのヘリ業界が最近動かない。

元々業界はクアッドコプターの市場拡大に熱心だった。

普通にラジコンヘリコプターを屋外で飛ばすためには、
回転力の強いモーター、そしてそれを制御するための腕前と、
万単位の投資と練習時間を強いられる。
クアッドコプターならばそこまで頑張る必要はない。
無練習でも離着陸が可能で、手放しでも墜落せず、
さらに投資さえすれば空撮も可能なのだから、
これほど開拓しやすい市場もないと思う。
墜落したドローンと同じメーカーのparrotが
A.R.DRONEという製品を発売しており、
記憶する限り遠隔操縦飛行機をドローンとして紹介したのは
この会社が最初だったハズだ。
但しブレイクらしいブレイクを観測できたのは
DJIがPhantomを出してからではないかと思う。
空撮の機能がようやく視聴に耐えるレベルになってからだった。

その後、2015年春に少年が善光寺でドローンを墜落させ、
2015年末には改正航空規制法が公布されてしまった。
それまで完全にザルだった空モノラジコン規制は、
本格的に取り締まりの対象となり得てしまった。
よく誤解されるのが、200g以上の遠隔操縦飛行機についての法であり、
200g以下であれば問題はない。
とはいえ、空港や官庁近くだと取り締まられるし、
善光寺のようにやめてください、と
立て看板しているところで飛ばすのも人としてどうかと思う。

業界としても、元々扱いが難しいヘリを頑張って商品化するよりも
お手軽なドローン、悪い意味とはいえ、
あれだけ知名度が上がったドローンを
どんどんラインナップしていく方が効率が良い。
ついでに言うとここ2年でジャイロの性能が飛躍的に上がった、
姿勢安定に寄与する技術だが、それがヘリにフィードバックされればなあ。

また、ヘリ側のプレイヤーの姿勢も、
ヘリは難しくて当然、というのが当たり前になっており、
ここ3年くらいで商品化された
簡単に離着陸できるヘリは小型のものばかりで、
大型のものに対する技術のフィードバックは殆どみられない。
かくして、ヘリの新機種はドローンのそれに比べて
殆どないと言って良い状況に成り下がった。
ドローンは盛り上がり、ヘリが盛り下がる市場が形成されていった。

もうすでに手遅れ感甚だしいので、
これをどう覆そうか、とは思っていない。
墜落少年コノヤロウとは思わんでもないが、それも今更な感じではある。
トリガーとして一生覚えてはおくけどな。

無い物ねだりだが、もう少し市場は盛り上がって欲しいものである。
買う人がいないのに頑張れる訳もないので、俺も微力ながら協力はする。
お手軽に新しいヘリで遊びたいわー。

 

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