SurfaceProX買おう買おうと思ってじっとしてたら、いつの間にかGO2が出るという情報をキャッチし、
そして流れる様にポチってしまったので前回に引き続き記録。
左:SurfaceGo 右:SurfaceGo2
まず第一にsurfaceの使用頻度だが、これがほぼ毎日。
これがないと仕事ができないレベルで使いまくりである。
なんだけど、小型機の宿命か、タブレット機の宿命か、その前に使って居たASUSのよりは明らかに早いんだけど、
それでもなんかするとワンテンポ待つ、といった状況だった。
さてそこでだ、とりま以前のSurfaceGo
CPU Intel Pentium Gold 4415Y
MEM 8GB
SSD 128GB
重量 520g
そして今回のSurfaceGo2(当然ながらLTEモデルにした。)
CPU Intel Intel Core m3-8100Y
MEM 8GB
SSD 128GB
重量 540g
正直数字だけ並べると何がいいの?である。
重さはちょっぴり重くなっているみたいだ、でも体感なにも感じない。
肝心要のオプションが使えるかどうか、だけどこれはSurfaceGoで使って居たものはまず問題無く全て使うことができた。さすがは同じ寸法。
さて、寸法が同じで微妙な差違がある部分については、まず画面。
0.5インチ分ベゼルが狭くなった。
そして画面解像度も(1800×1200)という変則HDから(1920×1080)と普通のフルHDとなり、俄然見やすくなった。
冒頭の写真で見比べてみて欲しい。ベゼルの差はわかりづらいが、画面の大きさは明らかに違うし、もちろん標準解像度のが見やすく、作業効率が上がるのは間違いない。
カバーだが、前回紹介したカバーはスタンドになるからいいか、ということでしばし使って居たが、
キックスタンドを使うとき、それから仕事の上で使うときはタブレットのみ分離してサインをいただくことが多いという都合上、
簡単にタイプカバーと分離できるカバーがないかな、ということで探し求めた品物に変更したので一応以下で紹介。
ATiC Microsoft Surface Go 10 2018 ケース
こちらのケースは守るべき部分は守ってくれて、かつ重さはさほどでもなく、
しかし守るべき部分は堅牢にできているという非常にすぐれたもので、しょっちゅうタイプカバーを外す使い方と非常にマッチしている。
強いて言えばキックスタンドの裏面、ロゴのある部分は保護されないので、
スキンシールを貼るなどして保護しておきたい。
igsticker Surface Go/Surface Go 2 専用スキンシール
寸法ついでに、SurfaceGo2はカメラ(とマイク)が少しパワーアップしている。
とはいえ、普段カメラは顔認証以外で使うことがないので恩恵は薄いのだけど。
そのせいか、カメラの位置がSurfaceGoと違い若干ずれている。
最初フィルム張り間違えたか?とおもったが普通に違っていた。
とはいえそこまで気になる差でもないんだけども。
今回のアップグレードで注目していた、というかがっついてポチるきっかけになったのが、CPUの変更とLTEの内蔵だ。
まずCPUから、もう完全に別物。
旧モデルにあった「一旦待つ」は大分解消している。
具体的にはスタンバイorスリープ解除後のカメラの起動速度が桁違い。カバー開いたら即座に顔認証が完了してデスクトップが表示されている。
スマホでは当たり前のこの挙動が、SurfaceGoでは一呼吸おいてから、になっていた。
余談だけど、SurfaceGo、うちのだけの挙動かもしれないんだが、スタンバイがまったくうまく動かなくて、搬送中に勝手に解除されたスタンバイが元に戻らずにPC加熱やらバッテリー無駄遣いやらが多発していた。
なので、対応として一々スリープしてから持ち運ぶ…ということをやっていたんだけど、今回はスタンバイが完璧に入る。CPUではない部分だと思うけど。
挙動ついでに、Excel2019の展開時間とか、xcopyでバッチぶん回す挙動とか泥臭いベンチ測っても大体1.5倍くらいのスピードアップを果たしている。
64%のスピードアップといううたい文句は間違いなかった。
現時点でSurfaceGo持っているユーザーは一人の例外なく買い換える動機になるはずだ。
旧機種を売り払う前提ならば数万でこのスピードが手に入ると考えると買い換えない理由がない。
LTEについてだが、無駄にあれこれSIM契約していたわりに、その大半が通常SIMだったせいで、
まずnanoSIMを入手するところから、になってしまった。
SurfaceGo2ポチったらすぐやっとくべきだった、反省。
Surface使い始めて1週間ほどしてから届いたexciteMobileのSIMを突っ込んでみる。
まずいきなり刺して、APNをとおもったのだが、そもそもキャリア情報を拾わない。ん?
しばらくじたばたしてたらなんかNTTdocomoとして拾えるようになったので、APNをセットしたところ…
NTTdocomo(HSDPA)
と接続される。おかしい。
つまり3Gで繋がってますよと。
これがラベルの問題だけだったらまー納得いかないけど許すかとおもって速度計測してみたら平均4Mbpsとかしか出ない。おかしい。
ラベルだけでなくて本当に3Gで繋がっているではないか!
というわけで再度APN消してセットアップしなおし。
いろいろ検討した結果、鍵となるのは「APNの種類」で「インターネット」ではなく
「インターネットとアタッチ」を選択しなければならない、という事だった。
そこを間違えずに選択し、再び設定を作ると
NTTdocomo(LTE)
と無事表示される。速度は25Mbps平均だった。まあこんなもんだろう。実用には耐えうる。
それにしてもインターネットとアタッチなんて誰が考えた設定なん?
わざわざ選択してHSDPAなんぞ使う物好きはおらんだろうに。
これ触っている最中に、そういやeSIMが入っていることを思い出した。
つまりSurfaceGo2そのものにすでにSIMが入っているので、今差し込んだのは「SIM1」にて設定、
eSIMについては「SIM2」で設定することとなる。
うーん試したい。IIJmioのデータゼロプランが維持費150円、1GB450円なんでちょっと手出す予定。
書き殴ってみたけど、もう一度言うと既存のSurfaceGoユーザーは間違いなく買い換え対象。
持ってない人もサブマシンに鬼お奨めだ。
まだホワイトボードとか使ってないけども、こちらはSurfaceGoの時点で十分に使えるものだったので、
ここで不満が出ることは考えにくい。
書き味についてはすでにGo2でブラッシュアップされてることは確認済みだし。
メインマシンじゃあないですよ、という割り切りにこのマシンの真骨頂があるとおもっている。価格もこなれていると思うし、給付金10万円の使い道に悩んでいたら是非ご一考いただきたい一品だ。
あ、そうだ最後に言っておくべき大事なことがあった。
Surfaceペンはケチるな。ケチるとケチった分損をすることになる。
一番安物買いで銭失いをした部分だったことを書き加えて、一旦レポート終了とする。
※5/22追記
これを書き終わったほぼ直後にeSIMが超絶気になってしまったのでポチったので追記。
設定は前述の通り「SIM2」で行う。
予めIIJ等キャリアとの契約は済ませてあること前提で話を進める。
eSIM側の設定を見ると、「eSIMプロファイルの管理」という項目があるのでそちらから作業開始。
新しいプロファイルを追加する、とし、アクティベーション(アクティブ化、とWindowsでは表記されている)コードを入力…ではなくカメラで読み取る。
(入力欄もあるのだが、桁が長すぎて現実的ではない。)
読み込みができた状態で進めるとプロファイルのダウンロードが始まり、
eSIMプロファイルが追加されている。
この時点では追加されただけであり、実際に使用するためには「使用」ボタンを押さなければならない。
正直要らない一手間な気がするが、eSIM複数刺して使い回すことを考えると必要といえば必要なのかな。
ここまで設定すると晴れて接続可能となる。
あとは上記SIM1のときと同じ要領で接続すれば目出度くインターネットにこぎ出せる。
今回は設定関連を手ですることが原則許されていないので、3Gで繋がってしまうようなこともない。
(そもそもeSIMに3Gないけど。)
なお、なぜか使用開始からの一発目は切断される。IIJの謎仕様なのか、Windowsの謎仕様なのかははっきりしないが、
追試のために一回使用中止にしたら再現できた。
Windows内蔵のeSIMでひっかかってしまったひとは諦めずにチャレンジしてほしい。
というかこのご時世(2020.5月現在)でeSIMアタックする人は大抵チャレンジャーだと思うから心配いらんとおもうけど。
さて、お待ちかねの速度調査だけど下り平均5Mbps前後とあまり伸びなかった。
並行してテストしたbbexciteが20Mbps前後出ていたことを考えるとIIJの問題なのかな?
緊急回避用にSIMもう一枚は面白いからしばらくキープするけど、本当に非常時用かも。

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