ボードゲーム会@そる亭に行ってきたヨ その27

月一開催のそる亭(http://www.cafezac.com/salty/)ボードゲーム会に行ってきました。

すっかりボドゲご無沙汰気味というか、月一でしかもはや定例会いかなくなって久しいので
今日は前回同様ライト目なラインナップを取りそろえて出掛けてみたのです。

やったゲーム

●コヨーテ

そういえばインディアンポーカーっていかほどにメジャーなゲームなんだろう。(私はこち亀で知った)
ゲームのルールは全員が手札を持って、手札を額の上など、自分から目視できない位置にかざす。
手番がきたプレイヤーは以下の3つを実行できる。

a.(ラウンドスタート時のみ)自分以外の数字を見て、その合計値以下の数字を言う。
b.直前のプレイヤーよりも大きい数字を宣言する。
c.直前のプレイヤーの数字が大きいと思ったら「コヨーテ」を宣言し、数字の合計値を確かめる。

cの結果、大きい数字を言ってしまったプレイヤーはライフが1減り、0になると脱落。初期値は2。
これを終わりまで繰り返す。
とてもシンプルでブラフが熱いゲームで好きなんだけど、何故か持ってないんだよなそういえば。
私が大好きなゲームの「ブラフ」とはとてもよく似た構造だと思ってるんだけど、
直前の人に1足すととたんにゲームが長引いてしまうので、+2以上しばりとかするとわちゃわちゃやれる…かもしれない。

●ジャストワン

ひさびさに参上したエレンさんはとどりさんにボドリンピックで使用したジャストワンを返却に来るのが目的だったそうで、
返却ジャストワンをそのまま遊ぶ流れに。
プレイヤーは一人の回答者と6人の出題者に別れ、まず回答者がお題カードを引く。
出題者はお題カードに書かれたどのお題を採用するかを決め、全員で同じお題が連想できるワードを書く。
全員ワードを書き終わったらまずかぶっているワードがあるかどうかを確認、
もしかぶったワードが存在した場合はそのワードは伏せなければならない。
ワードの確認まで終わったら回答者はワードを確認し、お題カードに書かれているお題を当てる、というゲーム。
協力ゲームなので、個人の得点はなくて、合計13枚のお題のうち何問ミスらずに当てられるかという減点法評価。
お題の決め方等はふわっとしているんだけど、ヒントがかぶったらボツになるというアイデアは非常に秀逸だと思う。
できるだけ正解しなければならない協力ゲームなのに、あからさまに協力するとそれがご破算になる蜘蛛の糸。
成果そのものよりもワードがかぶらないかどうかを気にしつつギリギリを攻めるところに楽しみを見いだしているゲームかなー。
回答者としてはほんとにキッツイw

●ニダヴェリア

エレンさん持参の一品。すごろくやでのプロモーションを結構派手にやってたので名前は引っかかってたけど、
どんなゲームかはまったく見ていなかった。
一言で言うとコインビルディングゲーム、かな。
それぞれのプレイヤーは自分の軍団を強化するために傭兵をガンガンやとったり英雄を味方に付けるのが目的。
傭兵やら英雄やらは勝利点だったり特殊能力を持ってたりするんだけど、
どれを手に入れるにしても相応のコストが掛かってしまう。
で、お支払いに使うコインなんだけど、初期値は全員一緒。
改鋳するためのコインを使って価値をあげたり、雇った傭兵や英雄の特殊能力で改鋳したりすることになる。
ラウンド前に各自のプレイヤーボードにコインを仕込み、ラウンド開始時にいっせーのーせでコイン開示、
高額コインを持ってる人から場に出ている傭兵を競っていく。
傭兵は5種類あって、素直に勝利点が入るやつや、累積でポイントが加速度的にアップする傭兵など、いろんな戦略が取れる。
傭兵を5種集めると、ボーナスとして英雄の雇用ができる。原則として雇用したときのスキルは即時発動。
たまに永続効果があって、そういうのは基本的に素晴らしく強い。
ラウンド3まで競り終わったら終了。各陣営の傭兵や英雄のポイントを合計し、さらにコインの価値を合計した数値が高い人が勝ち。

あとから気がついたんだけど、圧縮(コインの最低価値の底上げ)はとても難しい。
割り切って高額貨幣を取りに行く方向でいくか、ガンガンいくのがいいのかなと思った。
ラウンドが最初から決まってるから圧縮は相対的に無駄手を生むということは気にしておくべきだったかな。
なんにせよ触ってみたら思いの外面白かったのでもう何度かやってみたい感じ。
面白いゲームなんだけど、インストがすっごい辛そうだったのが残念なポイントだった。
あとセットアップも地味にきついな、コインがメインディッシュだからそうならざるを得ないんだけど。

●シークレットランキング

これまたエレンさん持ち込みの一品、そる亭終了までちょこっと時間あったのでさくっとやれるやついきましょー的な。
場に置かれたお題に対してリードプレイヤーが他のプレイヤーをランク付けする。
とはいえ、お題は複数あるので、どのお題に対してランク付けが行われたかは分からない。
対してランク付けされたプレイヤーは話合いでどのお題が採用されたのかを確認し、投票。
お題とランク付けが合致していたらそれを当てたプレイヤーに得点が入る。
なんかっぽいな…と一瞬思ったところですぐに逆かたろーぐだ、と気がついた。
ゲームの性質はとても良いと思うんだけど、出題者がどのお題を示したかについては出題者の記憶に頼るしかないので、
それをきちんと立証するためのA-F(お題の数分の)トークンがあればなお良かったかな。
お手軽にできるゲームではあるので、隙間時間にオススメしたい一品だった。

というわけで、今回初めて持ち込んだゲームに一切触らないという不思議な実績を解除。
もっとも俺は楽しませる、という成分が強いので楽しんでいただければそれが俺のゲームなのかどうかは問わない。
むしろ自分が持ってないゲームとの出会いのほうが大切なのかもしれん、と改めて気がついたり。

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