ボードゲーム会@そる亭に行ってきたヨ その26

月一開催のそる亭(http://www.cafezac.com/salty/)ボードゲーム会に行ってきました。

今回は珍しく2つ目標を持って参加したわけです。
1.新作をプレイする
2.なるべくむつかしい手順のゲームをやらない。

1はまあゲーマーとしては当然の欲求なんだけど、
問題は2。前回やったときにうっちーさんがむつかしい、と仰っていたのがすごく気になっていて。
俺が感動したボードゲームはそういうのじゃあ無かったはずだ、ととても反省したわけです。
で、もちろん1と2はよほどのことがないかぎり背反する関係にあるので、
とりあえず簡単目な1を達成して、あとは単純だけどおもろい、という方向で考えてみたわけです。

やったゲーム

●モンマルトル

usalapbitさんに紹介してもらっててずっと気がかりだったのがとうとう日本語化されたので迷い無くポチった一品。
やることはプレイヤーそれぞれが画家となり、上手に自分の絵を売り抜くというゲーム。
というととてもとてもモダンアートな印象をうけてしまうが、実際のゲームはもっとわちゃわちゃしてて、
するっと終わるようなプレイ感だった。
手番でやれることは

・製作
・売却

のどちらか2つ。
製作する場合は手札から最大2枚、点数5点までのカードを自分の目の前に出す。(=工房に描いた作品をストックする。)
尚、ストックできるのは最大6枚なので、ストックできない場合は強制売却となる。(1枚1金で売れる。)
売却する場合はパトロンマーカーが置いてある以外のコレクターに手札の一番高い数字を売却し、コレクター札を獲得する。
以上をだれかが15金いただくか、コレクター山が2山枯れるまで繰り返し、
コレクター札の点数とお金の合計値が一番高い人が勝ち。

…って終わった今なら要約できるんだけど、持ってった当時は自分もやるの初めてだったので、
うっちーさんにまたしてもむつかしい印象を与えちゃったかなーと反省。
手番でやれることは2つなんだけど、いろいろ条件がからんで動きが制限されるのもまた、
選択肢の増加という意味ではむつかしいのだと学習できた。
とはいえメカニズムがある程度堆積したほうがゲームが面白いのもまた事実なんよね。

●ボツワナ

シニチロ三大ゲームの一。
ボドゲを始めたばっかの頃に

ボードがなくて
やることは単純で
でも明確に駆け引きはあって
立体物が豪華で
インストが5分で終了する

良いとこ探せばまだまだ出てくると思うんだけど、ともかく猛烈に感動した一品で、即座に買い求めて、
そしてボドゲ初心者の人には100%お出しするゲーム。
手番でやることは

・カードを出す
・動物を獲る

の2つ。
モンマルトルも2つだけど、ボツワナはとくにこの2点について制限はないし、
制限がついた時点でラウンドが終わるというわかりやすさ。
これほどの名作なので、是非再版してドンキとかでガンガン売って欲しいくらいなんだけど、
どうも世の中的な認知度が低いっぽくて、絶版しているという悲しい一品でもある。
枯山水あんだけ売れてるから同じメーカーのボツワナもヒットしないかなあ、と未だに夢見ているわけです。

●ディクシット

言われてみればこれもフランスゲームだった。
というわけで目標2を満たすべく登場するディクシット。
前2つにくらべると随分選択肢が増える気がするんだけど、
それを補ってあまりあるオレツエーの時間があるのでそこが面白パラメータに寄与している、と思っている。
というか俺はそういう楽しみ方なのです。
ゲームの流れとしては、手札を準備し、誰か1名語り部を決める。
語り部は手札の中から1枚選んで、それについての語りを行う。(単語でも文章でもいい、ダイレクトにカードの内容を想起させなければ)
他のプレイヤーは語り部の言葉から想起される絵が描かれたカードを選び、語り部に渡す。
全員の提出が終わったら1枚ずつ場に並べる。
その後全員が語り部が選んだ絵を想像し、投票。
語り部の絵を当てた人がいれば、語り部と選んだ人に点が入る。
また、語り部じゃない絵だけどその絵に投票があった場合も点が入る。
満場一致で語り部の絵の指定ができた場合は語り部以外に点が入る。
各プレイヤーが獲得した点数分、すごろくを進め、山札が切れるか30点分進んだプレイヤーが出たらゲーム終了。
すごろくで一番進んだ人が勝利。
このブログではなんどか言ってるけど、とても苦手なゲームだった。
勝ったことがないゲームでしかも想像力が超要求されるゲームなので、買うまで3年くらい迷った程。
一番キツかったところは自分が当てられる…ではなくて当てて貰えないまま最下位突っ走ることがよくあったため。
どうやったら人に当てて貰えるようになるかな、をとてもとても考えた気がする。
人の当てるのはわりと最初からできてたんだけど。
観察が勝ちすぎたが故に自分を観察してもらうことを怠っていたのか、はたまた素直過ぎるのが災いして逆に当てて貰えなかったか、
理由はいろいろ考えられるけど、それを考えるのもまたゲームであり、楽しい部分だと思い直して購入に至ったんだよなあ。
とかこれを書き、逆転負けした俺内反省会をしつつ考えていたわけです。

●ニムト

今回のそる亭は前回が控えめな人数だった反動だったのか、非常に人数が多かった。(それでも全盛期の2/3だけど)
最後になんかしますかね、というタイミングで大人数に対応できるのはニムトしかないねえ、ということでニムト。
いやーこんな大勢だったら∞ゲーム持ってくりゃ良かったと俺は俺で反省。
1-104のカードを人数分所定の枚数配布し、余った札は山札となる。
場に置かれた4枚の札に対して、プレイヤー全員で昇順に札を繋げていくんだけど、
繋がった札が6枚に達した場合、6枚目を出したプレイヤーは6枚を引き取らなければならない。
また昇順に繋げられなかった札を出したプレイヤーも任意の列を引き取らなければならない。
引き取ったカードに描かれた牛の枚数が失点となり、失点が少ない人が勝利する。
このゲーム、好きなんだけど勝てない系に属する。
リスクを取る瞬間が下手なんだとおもうけど、ともかく今回も失点28という漫画みたいな点数で負けてしまう。
うまく運用している積もりでもなかなか思うようにいかないところがこのゲームの面白いところだとは思っているのですが、ですが。

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