いとこ同士でボドゲを遊んでみた 2

今日はC,Dが参加。Eが来るかと思って超簡単なのも仕込んでいたんだがなあ。
(というかA,Bがきたらそれはそれで大変だったかもしれん。)

登場人物(年齢順記載)
A…一番年上、ティーンエイジャー
B…A妹、ティーンエイジャー
C…年齢3番目、高学年
D…4番目、C弟
ミスター…紹介不要?
E…5番目、まだゲームを遊ぶ、ってレベル(年齢)じゃあない。

●インカの黄金-1

事前にミスターと予習しておこうと思って、しかしまったやれなかった一品。
定番中の定番で、C,Dにはとくにウケがいい。
手番一回につき、遺跡を探索するか、引き返すかを選択。
全員選択が終わったら山札から一枚めくる。
宝石が出れば探索組で山分け(但し一時的に持っているだけ。)、危険カードが出れば報酬なし。
次の手番で引き返せば宝石は確定報酬になり、山分けのあまり分の宝石も回収できる。
道中財宝カードが出て、かつ引き返す人が一人だけならばそれも報酬になる。
探索を進め、2枚目の危険カードが出た場合は報酬なし。
全員引き返したら1ラウンド終了。5ラウンド終了し、一番宝石財宝を持っていた人が勝ち。

★観察できた内容
わかっちゃいたけどミスターには把握しずらいルール山盛り。
沢山宝石集める…まではいいかな。
2枚目の危険カードが出たら報酬0になりますよ、とは言う物の
全体に危険カードが5種3枚ずつあるつー話しても
確率計算がそもそも不可の人に伝えるんがむつかしい。
2枚目が出たら駄目だよ、というと速攻引き返すし、
お宝が沢山集まったときに2枚目くると報酬なくなっちゃうよというのもマトが外れているし、
うーん、訓練しないときっつい。
きっついのでとりあえず行くか引き返すかその場のカンで判断してもらって進めた。
コンポーネントのおかげか、それなりに興味は引いていたので、
いずれというか次のボドゲを遊んでみるからラインナップに加えてみようかな。
ともかく従兄弟と同卓できてはしゃぎ回っているのを制すのが大変だった。
まったく財宝を無視して宝石プレイに徹したCが勝利。
ミスターもそれなりに点が取れて満足していたご様子。

●タンブリンダイス-3

こちらは驚く程インストが簡単なので加えてみた。
なんせ指でダイス弾くだけだしな。
ただ、ライバルのダイスを弾き落とすといったことが今まで無かったので
そういう意味でミスターには極めて新鮮だったかも。
これは連合くまずに俺はジャッジに徹する。

★観察できた内容
まずC,Dには練習ラウンドで何回か弾いてもらった。
ただ弾くだけなら問題ないのだが、強すぎるとドボンがやっぱりきつい感じ。
Dについてはミスター同様、落ちた場合は2回までリテイク可能とした。
実際にプレイしてみると、慎重なCに対してミスターとDは思い切りが良い。
Cは結局思い切りの良いダイス配置ができず伸び悩む。
ミスターも思いきりは良かったのだが、なんとDのダイスを4点ゾーンに放り込むを2回やり、
結局Dが大差で勝利。
もう少し狙って打つが出来てくればもっとハマるんだろうな。
なんだかんだでコンポーネント立派だし、CもDも没入してくれた。

●オバケだぞ~-3

正体秘匿スゴロク。ミスターなにげに苦手といえば苦手なゲーム。
ただCがものすごくやりたがったのでラビリンス前にいっちょやったるかということに。
今回も俺は入らずにジャッジとなる。
ルールは人間の駒がダイス目で進むすごろくだが、オバケの目が出たら
人間の駒にオバケが覆い被さる、ここでどの駒かが分からなくなる。
さらにオバケの目が出たら任意の2体のオバケ同士の位置を入れ替える。
一発逆転要素があるんでやるかどうか迷ったが、やりたいに押されて採用。

★観察できた内容
ミスターもルールは把握しているのでとりあえず序盤はサクサク進む。
オバケ4体が順当に覆い被さってからが本番で、入替が発生してからが阿鼻叫喚。
というかミスター最近諦めが早いんだよなあ異常に。
ニコニコしながらCのオバケと自分のオバケを入れ替えたりするわりには
自分が同じことされると泣き叫ぶ。当たり前といえば当たり前だが
なんと勝手な生き物なのだw
で、CもDも見た感じきちんと覚えているのに
ミスターがトップを強制入れ替えするというカオスが生まれたので、
結局全員自分を見失う。俺は見ていて面白いんだけどな。
結局Cがゴール…したところでミスター泣き叫ぶ。負けてしまったーって。
いやまだ決まってない、負け決まってないから見届けよ、と窘める。
で、お楽しみオバケの中身を出しましょうタイム…でなんとDが優勝していたことが発覚。
ミスターは2位、Cの駒は最下位だった。
ミスターの泣き叫びに気圧されてなんだか全員微妙な空気。
Dがなんか申し訳なさそうに勝ってたのが印象的だったというか気の毒だった。

●ラビリンス-15

というわけでミスター待望のラビリンス。
ここは俺もプレーヤー参加で4人戦。
ミスターが4人戦は初だな。ガンバレよ。

★観察できた内容
かなり集中力が切れていた。この辺りで俺も大きな過ちに気がついた。
つまり、ミスターが暴れると俺が押さえる…をやっていたのだけども、
結局それは巡り巡ってミスターがより騒ぐ原因にしかならんのだ。
気がついたらミスターは俺等がゲームをやると注意を引こうとするモードになっていた。
あー…もう少し早く気付いてやりゃよかった、無念。
もうこのモードは取り返しが付かないところにきちゃってるので
今日の所は諦める。
ゲームはゲームでミスターがやりたがった事もあるだろうと言うことで継続。
今回は4人戦なのでミスター初の手札6枚。
俺が横についていろいろ検討の手伝いをするが、
いつもは俺とタイマンなので、ある程度予想がつく進路も
あと2名がガンガン道を変えてくるんで、全然想定がついていかない。
結果欲しい物に全然たどり着かない!と癇癪を起こす。
手が足りないので申し訳ないんだけど、一回叱った。
悪循環すぎる。
ミスターにも悪影響だし、周りも萎縮するんだよな。
本当に早く気がつくべきだった。
そんなこんだでも結局継続したラビリンス、ミスターが一着。
申し訳ない気分で一杯だったので、本来は一着が出たら終了のゲームなんだが、
継続でプレイすることとした。
本当なら癇癪解決のために妻にも同席してもらって、ミスターを外して別室待機させるが正解だったんだけど
この場合はどうしようもなかったな、次は対策を考えよう。
ゲームをやりたい、従兄弟と遊びたいという感情は醸成されているんだけど、
どう遊ぶ、という点で大分ズレちゃってんだよなあ。ゲームの訓練も必要だけど、
同年代と遊ぶという経験値が絶対的に不足しているからこの辺も本当はなんとかしてやりたい。
学校なり放デイで機会作って貰えればありがたいんだがなあ…。

●キングドミノ-6

最後もミスターが慣れているゲームをということでキングドミノ。
絵柄のタイルを5×5で敷いていってください、とだけ説明。
あ、王冠の話はもちろんしたけど。
あとはプレイしながら都度見れば良いかなと言う感じでスタート。

★観察できた内容
ゲームそのものはじわじわ面白さが来る感じ。
敷き詰めないと盛り上がらないしな。
途中からタイルタワーから引き抜きたい!というリクエストが殺到し、
最終的にタイルタワーから一人一枚ずつタイルを引き抜くという形になっていた。
俺本当にジャッジだけだw
というか4人目プレーヤーで入ろうと思ったのだけども、
あまりにもミスターが落ち着かないのでなだめ役に徹していた。
ミスターは相変わらず坑道特化型の配置。他2人は満遍なく配置。
結果はC、ミスター、Dとなった。
好きな絵柄が決まってくるとまた結果が変わってくると思うし、
ミスターはゲームもコミュニケーションもイマイチなはずだけど、
Dに勝てたのはまったくもって経験値のおかげとしか言い様がないし、
これは機会つくってもう少し遊ばせてあげたい。
危うくラビリンスもこれも勝ち筋を言いそうになったけど、
ギリギリ踏みとどまれたし、踏みとどまって良かった。
結構前にBにやらせたときはむつかしい、ということで敬遠されてしまったが
俺はどちらかというと好きな方のゲームなので、
Eも加えて盛り上がって欲しい感じではある。

本当に残念に思っているので反省メモとしてもう一度書いておく。
ミスターが注意を引こうとしていること、兆候として見えているなら
対策はすぐに打つべき。窘める方向はこの場合何も意味が無いばかりか、
余計に騒ぎを増やすだけなのでむしろ逆効果。
松本先生が言うところの一時隔離が正解なんだけど(もちろん療育という考え方としてはという断りがあれば)
そうも行かない場合はとりあえず感情を入れない対応でなんとかするしかないかなあ。
難しいけどやるしかない。

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