知的障害の子とボドゲを遊んでみる 154

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ハピエストタウン-4

4回目。もう今節これ確定やろ。
日々やっているので(しかも記事一本分ストックしているので)
地味にやったこと、成長点を思い出すのが難儀だったり。
いやきちんと覚えていますけども!

★観察できた内容
ちょっと工夫、というか、
お金を貯める工夫が…いやいや、まず出力するお金を
きちんと数えられるようになったことが本当に大きい。
4回目にしてようやっと左下の矢印つきアイコンが収入ということを知ったので、
初のハイコスト購入。
俺の収入が2桁越えると「パパお金持ちすぎィ」っとツッコミを入れてくる。
なるほど聞いた範囲の単語で多寡を判断することはできるのかな。
(ここの判定すごく重要で、聞いた判断とみた判断で本当に感覚が異なる。)
お金持ちすぎィな状態に自分がなってもピンとこない。
このゲームは1金と5金のトークンがあるのだが、
色と数字違いでまったく同じ大きさのお金。
普通だったら区別は付くし、5金沢山もっていたら気分良いじゃないですか。
ミスターは別。
5金と1金の区別が付いていない。
なので数えるときも1,1,5,1,1,1みたいな並べ方をして、計6金みたいなことを言い出す。
これは俺にはない感覚。俺でなくても大体の人にない感覚。
この差異をきちんと受け止められるかどうかってのが
知的障害児とゲームをきちんとやれるかどうかって事なんだろうか。
違和感を感じてもいいと思う。でもそこからさきどうするか、という問題。
今回の対応としては、5金を並べ直す、という方向で解決。
区別が付かないので、こちらで区別を付けてあげる。
5金のときに最初に「12345」と数えてもらって、となりにおいてある1金を順に数える。
これでなんとか6金以上の買い物もスムーズに出来るようになった。
勝負自体は俺の勝利。ここまで4度やって全部俺が勝っている。わざと。

●重機りんりん-4

もはやセット。ハピエストで建築し、重機で慣らすのか。(×
こちらはハピエストより難解ゆえ、
どちらかというと俺が日々模索しながら進めて居る感じ。
バリアントは前回同様、ミスターはパワー1種類、俺は2種類達成で工事カード取得。

★観察できた内容
相変わらず箸は苦手。
あと重機をプレイするときに、なんでパワーを集めているか、という部分について
まだ意識が希薄。
同じ色の重機をプレイすると、工事カードが頂けるというところには達したけど、
必要とするパワーについては気が回っていない。
俺が誘導しすぎている感じもあるんだけど、
とりあえずそこまでお膳立てをしないと楽しんで頂けないかなという肌感覚で、
プレイエイドを担当しちゃっている感じ。
今回は時間がなかったので、2ラウンドで終了。
この「プレイ時間」についてもちょっと考えなければいかんな。
重機4台呼ぶまでが1ターン、ターン中に出来るだけ工事カードを獲得し、
4ターンやったら終了なんだけど、いまのところそこまで持たないって問題があるので。

●お宝はまぢか-2

我が家にはHABA棚と呼ばれる一角があるが、
今回HABA棚からこちらが選ばれた。
ミスターもHABAって社名は覚えてしまうほどHABA棚わりと充実してきていると思う。
メカニズムはすごろく。自駒4枚で、できるだけ「遅く」「沢山」ゴールにたどり着いた人の勝ち。

★観察できた内容
前回やったときは上に海賊乗っても素通り出来てしまっていたが、
今回は普通にマニュアル通りのルールでプレイ。
上に相手の駒が乗った場合は行動不能となる。

海に落ちた場合は振り出しに戻って、木の板を置くのは前回やった通り。
このゲーム、「遅くゴールしたら高得点」というのが本当に説明しずらい。
しずらいので、今回も実地体験で、負けを味わっていただくという方針にした。
ミスターに最初3人ゴールさせ(1+2+3=6点)俺が4,5人目のゴール(4+5=9点)とって勝利。
ハピエストタウンのときもそうだったけど、薬のせいか、
負けの評価についてはキョトンとしている。
これからは相手への評価も必要だとおもっているので、
パパが勝ったときはお祝いしてくださいよ、とお願いしてハイタッチするようにしている。
自然に「パパおめでとう」と言ってくれるようになるのが目標。
それから、盤面解説。
足し算についてはなんら問題がなかったけど、
ゲームの過程で頭の中で結果をシミュレートするのはまだ3レベルくらい先の修行が必要なので、
どうしてミスターが負けたか、
得点は盤面に書いてあるのだから、数えるといいよ、と今回は教えた。