知的障害の子とボドゲを遊んでみる 135

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●よくみてごらん!?-2

神経衰弱2日目。
前回はやり方変えたら絶好調だったから、
今回は復讐ができたら場札3枚にしてやろうかな、と。

★観察できた内容
イケテル。
兆いけてる。
場札3枚にしてもなんら問題無く札とってった。
そしたら、ということで場札を一気に5枚に。
これもしっかり見れば問題が無い。
では本日の仕上げとして、場札読み上げなしでやってみるか。
…いけた。
ということで今日も本来ルールにはしなかったけど、
本来にかなり近い状態に持って行けたし、
そろそろパパもなにかしてよ、と言われたので、
次はゲーム形式にしようかな。

ところで…、ある場札を「馬が花を食べている」と言う。
写真は食べ終わった状態なんだが、

牛でいいよな?

●ラビットラリー-8

久々に指名がきた因幡の白ウサギゲーム。
違う。ワニに乗るではない。
あ、でもこれワニに乗ると組み合わせればホントに白ウサギゲームできるんじゃね?
あまりやろうとおもわんが。
(そもそもワニ一匹しかおらんな。ノアの箱舟と合わせて3匹)

★観察できた内容
今日はゴール設定が、すこしカーブした位置になった。
少し、というか大分カーブしたな。
よってコース取りがわりかし重要になる。
と思っていたんだが、そもそもダイス運でコース取りとかどうしようもなくなる。
その上今日は俺が目測誤りまくって橋3回沈めてしまう失態。
特に酒入っているわけでもないんだがなあ。
大きめの橋とか最小の橋ならともかく、
中くらいの橋で一番失敗した。
ギリギリ攻めすぎたか。
その間にしっかりミスターは橋を渡していって2馬身差くらいで勝利。
というか今日のミスターはまったく失敗がなかったというか
ギリギリを攻めることがなかった。慎重だった。

●きらめく財宝-2

変形ファイアドラゴン2日目。
手番役が交互に凍りのリングを取り除いていき、
落ちてきた宝石を手元のチップの色と照合して拾っていく。

★観察できた内容
場に3箇所あるガーター穴(落ちたら誰の物にもならん穴)が絶妙かもしれんとちょっと思った。
ただリングはずして交互に拾っていくだけなのに、
なんかゲームしている感が増す。
予測、の部分がひっかかるとおもったので
交互に宝石チップを取るという部分は最初だけにしていたが、
今後は交互予測も入れて正式ルールにしちゃおうかな。
単純ながら目を引くし、覚えやすいし面白い。
さすがにキッズゲーム大賞を取っただけはある。
問題はうちの子のように計数が苦手な子の対応なんだが、(というかこのゲーム5歳~ってあるけど宝石大杉ねえ?)
10個数えたら氷のリングの中に入れて、と指示したところ
比較的簡単に数量比較してくれるようになった。
数量比較そのものもなんとか出来るようになりつつあるので、
今後もこういう工夫をしてこう。
まずは10進法をなんとかたたき込みたし。

●キャッスルフラッターストーン-3

時間があまっていたのでもう1ゲームということで、好評アクションゲーム。
カタパルトを押すだけだし、それなりに飛距離でるし、
わりと嬉しいことだらけなんだろうな、これは。
キンダーカタンかこちらかどちらを指名するかとおもったが、
負けたことがないこちらだった。
尚これはこれでガチると運要素はほぼ消えるので
一回負かしてみようかとも思っている。
というかリテイクナシにすればそれだけで俺が勝ちそうな気もする。
わざと風のある場所でプレイとかでもいいんだけど。

★観察できた内容
今回はミスターがいきなり窓通過をキメて3歩リード。
あーこれ負け確って思ったけど本当にそのままリード取られて終了だった。
終始ニコニコやっていたのでリテイク二回挟んだが、
機嫌とカタパルトの操作はなんとなく連動するな。
リテイク禁止はすでにラビットラリーでやっているから、
同様の操作にするだけなんだけど、
そしたら少しはカタパルトを慎重に打つようになるだろうか。
(空気砲なのでやはり物理威力でコウモリの飛距離は変わる)
あと弾道の読みは出来ていない。できたらできたで怖いけど。
俺が弾道を帰るとその軌道のまま打ってしまうのは
カタパルトが共通だからで、
フライングキウイとか空飛ぶチーズみたいに各自のがあれば
また変わるんだろうな。
ここは弾道について教えるべきかどうかとても迷う。
とりあえずリテイク無しルールからかな。

知的障害の子とボドゲを遊んでみる 134

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

まずはさんすうドリルの話。
数量比較のドリルをやっているのだが、
単元8から難易度が跳ね上がった。
というのも、それまで10までの数量比較だったのが、
突然20までの数になって親子困惑。
どういう困惑かをばらして書いておきたい。

自閉症+知的障害というセッティングなので、
a.10までの数が数えられる
b.11以上の数が数えられる。
c.10+1が数えられる。
d.11+1の数が数えられる
e.2と3の比較ができる
f.12と13の比較ができる。
g.○より大きい数、が言える
h.○より小さい数、が言える
a~hまでの一つ一つにものすごい断絶がある。
aがわかればbが理解できる、というわけにはゆかない。
aが理解出来るようになった時間と同じ時間費やしてもbが分かる保証がない。
こういうこと書いていると親とはいえ、素人が数学教育してていいんか?という気がするが、
他に打っている手が見当たらないので、やっているわけで。
完全にボードゲームで培った共同体感覚の貯金を取り崩している形。
取り崩すという表現はむつかしい壁に当たる度に共同体感覚ゲージが減るから。
この断絶の解決に、同じドリルというよりは
類似の問題を多数訓練する必要があると思ったので、
うーむ、やむを得ないけど俺がドリル作るしかねえのかなあ・・・。
なんとか避けたいわ。一回やるとずっとやらんといかんくなる的な問題で。

というわけでゲームの話題に戻ろう。

●よくみてごらん!?-1

どちらかといえば神経衰弱系。
手番プレーヤーが目を瞑っている間にもう一人のプレーヤーが場札を一枚めくる。
(スタートは5枚)
場札は表裏で微妙に違っている。
蛇口の絵だったら、裏返すと蛇口から水が出ている、とか。
めくられた場札を指摘(もちろん内容込みで)できれば手札から一枚場札に落とせる。
全ての手札を無くしたプレーヤーの勝利。

…が本来のルール。

★観察できた内容
ミスターの神経衰弱の苦手さは半端ないので、本来ルールはまず無理でした。
なので、場札を削って、当たったカードを獲得し、
3枚獲得したら勝利、というルールに変更。

…してもちょっと難しかったので、(おうちの明かりが消えている→ついているという変化)
今度は場札を3枚に削ってトライ。(蛇口の絵→蛇口から水が出ている絵という変化)

…してみても厳しかったようで、いやよくここまで頑張るな。
いやすでに半べそか?
でも一応対象年齢4歳~だからなんらか方法はあるはずだ。
よーし今度は場札2枚…にしてみたところ

「犬がじゅうたんに乗っている!」

と言った。

あー、これだ。これだ!

というわけで、場札を2枚並べる。
そして場札の特徴を言ってもらう。
目を瞑ってもらう。
めくる。
目を開けて…正解!
言わせるの超重要だった。
場札3枚のルール忘れて夢中で2枚セットどんどん並べていってしまった。
結局この方式でほぼオッケーだったので、
次は場札3枚でトライしてもらうかな。
1ゲーム内でここまで発見出来たのって久しぶりだわー。

●キンダーカタン-4

この間盛大に負けてからやる気を大幅に失ったゲーム。
すごろく街作り。
薬がない状態で負けを味わうと刻まれる傷も大きくなるのか。
いやいや、成長に伴って受容する感情の割合が大きくなっているのだと思う。
逃げ腰が本当に多くなってしまった。
戦えるときに戦えるようにしておかないと楽しいことが無くなってしまう。
のだけど、それはストレートに伝えるわけにもいかないし、
訓練、居場所、やっぱし共同体感覚を培っていくしかないんだよなあ。

★観察できた内容
この間負けた。
負けたくないんだけどどうしていいか分からないので迷ってしまう。
と冒頭からネチネチ言われる。いやほんとこういうことしつこいです。
好きなゲームで負けてしまったことが本当に嫌だったんだろうな。
悔しい、に至れば良いんだけど、まだ「嫌」という感情に支配されているな。
といいつつ俺もミスターの「嫌」という感情について考えなければいけない。
「嫌」が突き詰めるともう何もかもから逃げて、しか思いつかなくなるという
漠然とした未来への不安しかないんだけど、
わりと現実的に具体的に落とし込んでいかないと、
本当にミスターが迷ったときに具体的な指針を出せずに
感情だけの同意で終わってしまいそうだから。
前回やって俺が多いに学習したことは、上家がとにかく有利。
ダイス目が1-3しかないのだから、下家は資源取られまくりである。
4人戦だったら適宜完成とかでうまく資源回るんだろうけど、
今後は下家or対面の駒でやろうと決めた。
今回もミスターが負けそうだったので、
終盤に泥棒にはいったときだけ振り直しを特別に許可。
なんとかミスター勝ち越しで、イメージが若干向上した、かな?

●ヤギのベッポ-7

コウモリ(キャッスルフラッターストーン)やる?と聞いたのだが、
今日はこちらかクイズゲーム、ということでベッポになった。
パチンコでベッポを弾いて止まった絵柄のマスまで進むすごろく。

★観察できた内容
たまたま…にしては出来すぎなのだ。
今日のミスターはどうしたのか、一体なにがあったのか。
猛烈に上手かった。
正面エリアきたらほぼ確実に俺の駒は撃墜されていた。
うまくかわすにはこちらが正面エリアをかわすように
駒を進めるしかない、と気がついたときはあと2手番で終了、
みたいな感じだった。
俺もミスターを2回くらい撃墜してたけど、
ミスターはさらに3回くらい俺を撃墜していた。
クローバーも早々に居なくなった。
なんだかわからんが、ベッポ始めて以来のミスターの猛攻っぷりに
ただただ驚いた会だった。
これをもう一度ヤレといっても大変困難なんだろうけど、
テンションとゲームは相関関係があるのは分かるんだけど
今日のは極端だったw