知的障害の子とボドゲを遊んでみる 128

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●Busytown-13

このところ友人が現れては接待で広げることが多いというか
子供同士のアイスブレイクには最適すぎるゲームなので、
サシでやるのはなんかすごく久々な感じがする。
協力プレイすごろく。

★観察できた内容
実はゲームオーバーになりました、が、
久々ということもあったし、なんか俺も今日はクリアしておきたい欲求が生まれたので、
今回は特別に、ロスタイムを発生させた。
で、なんとかクリア。
この度は黄金虫のお題が見たことないものばかりだったので、
そこでミスターが大分辟易していた。
相変わらず未知の分野に挑戦するのが面倒くさい子だぜ。
翻すと自分ルールが敷けない場合大騒ぎというか、
結局薬は8月に処方されたものに戻ったのでちょっとヒステリーが戻ってきた感じだった。
虫眼鏡イベント、もう少しパパと違うところを積極的に探して欲しいんだけどなあ。
今のところ俺と同じ場所を見に行くものだから、効率が悪い。
とはいえ、効率云々を叩き込む気がゼロなのでいいんですけど。

●トイバー親子のまぐまぐ-4

マグネットを操作して相手の指示通りにボールを動かして得点するゲーム、なんだけど
セットのなかにいくつかゲームが存在している。
うちがいつもやるのはゴルフゲーム。単純だしな。
ミスターが指示役、俺がボール役からスタートした。
これについては薬の前後問わずいつもミスターはキーキー言いながらやってるし、
あまり良い思い出?は無いはずなんだけど、
気がついたら4回もやってるな。
もうすぐ海賊さんとかスティッキーに匹敵する回数になるわけだ。
何が刺さってこうなるのか、本当に予測がつかない。

★観察できた内容
それでもまあ指示については積極的に出そうとしてくれる。
ただ、いつもの机でそのまま指示出すとボードに遮られて
指示そのものが見えない。
上に掲げてくれないか?と提案するけど、そこでキーキー言われる。
うーむ…とおもったが
試しにソファに座らせてみて、指示をださせた所、
今度は平行にゴルフクラブ(指揮棒)を出すだけで俺に見える。
なるほどこういう解決だったか。
こういうことやると普段の生活で我々がいかに行間を読んでいるか、
そして相手にどれだけ行間を読ませているかを実感させられる。
また、ミスターは本当に行間が読めない、
まだまだ修行途中なんだなと言うことを再確認させられる。
それがイカンと言うことでは無く、むしろ俺がそこを慮って指導すべき事案。
最初に療育園親講座(親子ではない、親だけの講座)で
子供の視点体験講座をやったことを不意に思い出した。
子供が成長してくるからついつい忘れてしまいがちだけど、
俺が相手しているのはそういう子で、そういう子には相応しい対応をすべきなんだなと。


●空飛ぶチーズ-4

こちらはトイバーと逆で、わりとチョイスされているイメージだったのに、
数えてみたらプレイ回数トイバーと変わらない。
最初に2連続やった思い出が濃いのか。
パドルでチーズを飛ばして、9マスの穴のどこかに入れば得点ゲット。
得点カード7枚とったら終了、カードに書かれているネズミの数で勝負。

★観察できた内容
パドルはてこの原理でチーズを飛ばす仕組みなんだけど、
ミスターはまだてことかよくわからないので、
適当なところでパドルを叩き、そして飛ばないとなると
今度はパドルを思いっきり叩いて場外ホームランをかます。
フライングキウイのときも似たような状況だったなー、壁作ろうかなーと悩んだけど、
ちょっと自分で越えて欲しい壁とおもったので、流れに任せてみた。
いずれかのプレーヤーが7枚札になったらゲーム終了、精算になるわけだけど、
ミスターは数の大小比較が大変苦手だ。
薄々分かっていたのだけど、数えるだけ。
数えることに意味を見いだしていない、という方が正確か?
でも誰でもいいけど覚えているか?大小を比較するようになった頃の感覚。
我々が当たり前のようにやっている大小の比較を検討するための数字、
これがそもそも大小の比較の検討という概念がなかったら?
苦手という風に書いたのは、一応1より2が大きい、2より3が…
なので数を数えること自体はできるから、苦手、とした。
大小の概念がなければそんな芸当も出来ないと思うからだ。
このところミスターは真面目に算数ドリルに取り組み、
というか知的障害の子とボドゲをやってみるの前には必ずお勉強をするようになった。
当然算数から始めるのだけど、10の位までの足し算引き算を教えていて
大変違和感を感じた。
で、違和感をいろいろ突き詰めた結果、そもそも大小の概念が怪しいという結論に達した。
丁度算数は10の位が出てくる寸前だったので、そこで寸止め、
大小比較を徹底的というか、基本的に測定できる状況にしようと、
ただの計数ではないアプローチを試みることにした。
数が数えられても比較が出来なければ無意味。ゲームの勝敗だって分からない。
せっかく30越えても普通に計算出来るようになったから、
今度は比較を訓練しよう。
と、ゲーム本編からかなりかけ離れたこと書いていた。
ゲームそのものはミスター勝利でした。33vs30。わりと競ってた。