知的障害の子とボドゲを遊んでみる 113 withお子様ゲーム会

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

再び子供向けゲーム会。本日は釣り仲間(と一般向けに説明している音ゲー仲間)の
お江戸とそのご家族が来訪。
ミスターと奥さんは療育に行っているので当初不在。
Hくん、Iちゃんおよびお江戸奥さんのMちゃん参戦。

やったゲーム

●スティッキー

3種類の色つき棒を手番で振ったダイスの色に合わせて引く。
リングが地面についたら終了。
H、I、Mの3人戦。言及がない場合は俺GMやっています。

観察できた内容
これはもう完全に運ゲー(と多少のバランス感覚)なんだけど、
Hくんが強かった。序盤で青3連とかだったからなー。
Iちゃんもよく引いてよく頑張ったけども、ダイス目で及ばず。
…という仕組みを子供2人がよく分かっていなかったので、
初っぱな顔合わせ的なゲームで、かつ低年齢から遊べるものとしてスティッキー有用。
今回は7歳vs4歳だったので、点数入りで勝負したけど、
低年齢対応なら本数勝負とかでもよかったかもしんない。
Hくんの3戦3勝。

●雲の上のユニコーン

Iちゃんリクエスト。そらまあ女子受けしますなこのパッケージ。
昨日のエントリにも書いたけど、すごろくであってすごろくではない。
最終的には一番多く宝石を集めた人が勝ち。

観察できた内容
これも運ゲーなんだけど、棒の色と違って
全て同じ形の宝石で、かつゲーム終了後にボードの裏で宝石の並べっこするので、
4歳児にも勝ち負けが簡潔明瞭に伝わる。Hくんの勝利だったんだけども。
伝わったのでIちゃんが泣く…手前でお江戸が魔法を使って
Iちゃんの宝石が増えて事なきを得る。
俺はGMだったので、手出しはしなかったんだけど、
予め朝三暮四作戦とかをゆっておけばよかったかなーとは思った。
とはいえ、宝石1種類の出入りしかないので、気に入った物を徴収して後から分配するプラマイゼロが
通じるかどうかは微妙なセンだったけど。(魔法が通じたので朝三暮四作戦もいけたと結果的にはおもった。)
実際問題、こういうことが起きるときにお助けカードみたいなのを用意して
宝石は貰えない、でも代わりにお助けカードを切れば+1勝利点みたいなものがあれば
適当なハンデになりうるのかな?
ジャストアイデアなんでやってみないとなんとも言えないし、
カードそのものに装飾性を持たせないと通じないんだけども。
今まで子供とゲームしててまず思ったのはその場の報酬差で不公平感が生じることがまずある。
これを受け入れられるくらい精神が成熟すれば、
そしてそれは大人にとっては実はあまり大したステップじゃあないんだけど、
子供にとってはかなり大きな断絶だったりする。
ので、やっぱしそこを埋めるなんらかの手段として朝三暮四作戦とかお助けカードってものが思いつけるんだけど、
果たしてこれは万人向けの案なのか否か。

●Busytown-10

ミスターが戻ってきたので、改めて子供同士で(とMちゃんも含めて)やりましょうということで
定番の協力すごろく。これで一体感(当社比)を出すのですよ。

観察できた内容
「さて、お次は勝ち負けのないゲーム(協力ゲームのつもりで言った)やりましょう!」
と号令をかけると、
Hくんが開口一番「えー、勝ち負けがないといやだー」と言い出した。
あ、そうか。これ協力ゲームだし負けたことが一回しかないから
思わず勝ち負けなしと言ってしまった。失言。
言い直す。
「ブタさんがピクニック場に置いてある食べ物を食べる前にみんなでピクニック場に行きましょう。
 間に合えばみんなでピクニックができます。」
最初の一言って重要だよな、いつもやってるゲームだとつい抜け落ちてしまう。
それでもHくんは厳密に勝ち負けを要求してきた。
というかおそらく勝ちの要求なんだろうな、と思った。思ったけどこういうときの俺は黒服対応をするので、
「いいからとにかくやってみよう、きっと楽しい。」と説得してゲームスタート。
ロジカルでない要求にはロジカルでない回答しかできない。説得とは離れてしまうけど。
一通りルールを説明して、きちんとルーレットを回すし、
黄金虫カード引いたらみんなで一生懸命探してくれる。なんだノリノリじゃねえかw
ただ、Iちゃんがちょっと探すの困難だったようなので、
そこだけサポートしてあげることとした。
ミスターは慣れまくっているから勝手にやってもらう。Hくんもそれなりに虫眼鏡を置いていた。
結果、ブタに2個食べられてしまったものの、危なげなく全員ゴール。
終わったら全員で喜んでいる。協力ゲームもいいものだろう(と心の中でねんじた。)

●Busy,BusyAirport-7

Busy第二弾。これは終了後に予め輸入しておいたもう1個をお江戸家におみやげで渡すつもりだったので、
タウンよりも重要度は高かった。
すごろく…ではないダイスゲーム。
出目でお客さんを乗せたり、お客さんが乗っていれば観光地まで連れていっておみやげを獲得する。
おみやげの裏には1-4点までの数字が書いてあり、全おみやげが回収されたら終了。
合計点で競う。

観察できた内容
こちらは明確に勝ち負けがあるので、Hくん的にもやったるぜモードにすぐなってくれた。
問題は出目によって最初お客さんが乗せられないがありうるので、
先にIちゃんに出発されて、くだを巻いていた。
Iちゃんがお土産を回収し、3点ゲット(本当は非公開情報)したら
「うーん、負けちゃうよー」とぐずりだした。
おー、見たことある。こんな光景すごくよく見たことあるw
お土産札には1-4点あること、お客さんを沢山のせて沢山お土産をとれば
まだ逆転の目があることを説く。
ぐずりつつもダイスを振るHくん。そうだ、その姿勢だ。
3点でやめることだってできるけど、やめたらずっと3点のままなんだぜ?
みたいな話もしておいた。
一方その頃ミスターはお客を集中させて得点を固める作戦に出ていた。
1-4点の札が各観光地に4枚ずつなので、効率良く勝つなら一つの観光地の客3人集めて
一気に回収すれば少なくとも6点獲得ができる。
…のに気がついたのか?いや違う、おそらく観光地を単純化したほうが一度に物理的にミスターが動く量が
少なくて済むって話…だよな?(それはそれですごい工夫なんだけど。)
最後は全員お客が乗ってしまい、出発待ちになってしまったので、
ダイスなしで飛んでもらって、お土産回収。
当初の作戦通りミスターが2桁得点で勝利。うーん、この工夫どこから来るのか聞きたい。
Hくん最後まで頑張ったけどIちゃんと同点で同率3位。
3点で終わっていたはずのものが8点も取れた!とフォローすべきだったが、忘れていた。ごめんなさい。
算数修行中だから物理負担軽減の工夫だと思うけど、果たして真相はいかに…!

一旦お茶ブレイク。
ブレイク中にIちゃんとミスターがめっちゃ仲良く遊んでいる、というか
すっごいお近づきになっていた。
一緒に俺の仕事椅子でくるくる回って遊んでいるし、探険はするし、一体なにがとおもったけど、
よく考えたらIちゃんはなから人なつっこいわ。
良いお友達に出会えたな。

●ハムスター秘密基地-5

ブレイク終了後、ミスターが是非、是非これやりたい!と取り出してきたハムスター秘密基地。
ただのすごろくなんだけど、時間制限あり。そして時間制限がどう見ても殺しに来ている。
見た目は超素晴らしい、だけど油断すると死ぬ。
協力ゲーム。ミスターは今まで4度敗退してそのたび号泣している。
今日はやっと待ちに待った仲間がきたんだ、是非やりたい。ハリネズミのヤロウに一泡吹かせたいというか
無事に食糧を貯蔵して冬に備えたい。季節は夏真っ盛りだけど!

観察できた内容
と、俺が演説したらHくんがやる気無くしていた。そりゃそうだ。
またしても協力ゲームなんで、Hくん単体の勝ちはない上に、
きっついゲームと笑いながら喋ってると本当にきついように映るかもしんない。
だがしかしこのゲームはそのマイナス要素を補ってあまりあるギミックの素晴らしさがあるので、
そこでしっかり食いついてくれた。
ミスターが先行者として説明を始める。
「ここはベッドルームで、お休みすることができます。」
違うわ!w
お休みしたら死ぬんだよ!と言いたかったが面白かったのでスルー。
かぶせ説明で各部屋が1歩ずつのカウント、全員一回りしたら葉っぱが一枚落ちる。
全部の葉っぱが落ちるまでに食糧をゲットして所定の位置に貯蔵しきったら全員勝ち。
食糧は一人1個持つことができ、持ってない人相手に渡すこともできる。
と普通にルールを説明してスタート。
初手はHくんから。
食糧各2個くらいまではみんな出目が大体一緒だったので、
全員で獲得全員で貯蔵という流れだった。
後半戦になると歩調がばらけてくるので、そこで受け渡しとかを指導。
普段は親子でのゲームってマイナスに作用することが多いが、
協力ゲームに関して言えば親って信頼できる相手だし、
そういう意味で受け渡しがスムーズに行われたのが良かった。
Hくんとお母さんの連携は見事だった。
お江戸はクールビューティに葉っぱを落としていた、容赦ねえこの男w
結局ラスト2ターンで貯蔵完了。全員で万歳。
ミスターもとてもとても感動していた。やっとクリアしたんだもんな。
泣きはらした日々は決して無駄ではなかったのだよ、よく頑張った。ミスターも、みんなも。
一通り感想戦を行って、お江戸チームは帰路につく。
時間あればドミニオンを仕込んだりとか考えていたけど
お子様が楽しそうにゲームしているのを見るとついついそっちにかまけてしまう。
昨日も今日も壁を越えた瞬間の笑顔が最高の馳走ですみたいな状態が続いた。
選んだゲームで笑顔で遊んで貰える、それだけでGM冥利に尽きるというもの。

ここから夜の部、というかいつも通りのミスターとのタイマン。

●メイ・カー-8

昼間の熱戦で体力を消費していたのか、無難なゲームを選んだ。
無難といいつつ、すでにお題から車を作るのは卒業しちゃっているので、
俺との2人戦になるんだけど。ルールはよーいドン!
場札を素早く取ってちゃん札同士の絵柄が繋がる車を作った方が2点。
繋がらない車を作ってしまったら1点。
一応時間は無制限だけど片方が使ったパーツで成立しなくなる場合もあるので、
スピード勝負ではある。

観察できた内容
交渉要素が出てきた。
といっても、最初は必要な物しか言ってくれないので、
ミスターのこのパーツをくれたら俺もこのパーツを差し出すことに吝かではない、
みたいな感じのやりとり。
2戦目以後は普通に交渉ゲームになっていた。
3ラウンドやって5vs5の同点終了。

●トイバー親子のまぐまぐ-3

ミスター、ゲーム選びに行き詰まるとこれを選ぶ傾向がある気がする。
当初やったときはあまり芳しい反応じゃなかったんだけど、
なにがしか刺さるところがあったんだろうな。
もう少しこのゲームになれてきたら聞いてみたい。
マグネットを使って、ゲームボードの表から指示を出し、相手役がマグネットでボールを動かすゲーム。
今回はというかずっとゴルフがお題のゲームをやっている。

観察できた内容
このゲーム、半分喧嘩になる。
ミスターが指示役になる場合、ミスターが見ている盤面と同じ盤面が俺にも見えている想定しかない。
なので、「こっちいってよ!」みたいな指示が出てくる。
でもそれだと方向と長さが分からない。
分からないので第三者からみるとまったくの塩対応みたいなやりとりが続く。
迎合して意見の補足をしてもいいんだけど、それだとなんのゲームかさっぱり分からない。
壁にぶつかることをミスターが厭わなくなってきたというか
壁に対する嫌悪感が減ってきた(=ストレス減少)ので、
心を鬼にして通じないことを伝え続けた。
通じない事を伝えて、どうすれば通じるかをしつこく指導してた。
本来はゴルフクラブを傾けて方向、ゴルフクラブに着けるアタッチメントで長さを表現するので、
あっちとかこっちじゃだめ。長さと方向の話は別の話と、
とてもしつこく伝えた。
伝わったかどうかは分からないけど、なんとなく指示っぽい感じにはなってきた。
もはや勝敗どうこうの話じゃあなくなっているんだけど、
一応ゴルフなので、カップインしたら1点、みたいなカウントをしていた。
勝敗条件はいー加減にして、ミスターが疲れたところを見計らって終了。

●ノアの箱舟-1

新ゲーム、アクションにして、バランス系。
足一本で支えられている船の上に、山札から引いた動物をどんどん乗せていくゲーム。
船や船にのっている動物に触ったらペナルティ、船を傾けて動物落としてもペナルティ。
ペナルティを発生させたら触っていた動物、落とした動物を引き取って目の前に置く。
山札がなくなり、目の前の動物も居なくなったら先に目の前の動物がいなくなった人の勝ち。

観察できた内容
動物がリアルだ、予想外に。そして四足歩行するコアラはこええw
動物の人形もどことなく目が行っちゃってるので、象とかこわいぜ。
ゲームとしてはよく出来ていると思う。
今までやってきたバランス系ゲームが大人も楽しめるように、
かなりソフトタッチでバランス崩すようになっていたけど、
ノアの箱舟はそれなりに抵抗があるので、おいそれとは崩れない。
ラスト付近で俺が象引いて置き場所なくてどうにもならず、
端っこに置いた結果…とうぜん崩れますな。
ミスターの勝利。
コンポーネントは豪華だし、収納性に長けているし、
ルールも簡単、インストも簡単と、わりと良いところ揃い。
前述の通り、行っちゃった目が問題なければ安いし一家に一台あってもいいんじゃあないか。

知的障害の子とボドゲを遊んでみる 112 withお子様ゲーム会

本日は高校時代の友人とその子女(KちゃんSちゃん)が遊びにきたので、
ミスターを交えて遊んでいただくこととした。
よって少し標題が変わる。

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●Busytown-9

ミスターが最近最も遊んでいる上、アイスブレイクにもいい協力ゲームだろうということで採用。
定番協力ゲーム。Busy系をミスター以外にインストするのは初なので
いかがなものかと思ったが、とりあえず3歳以上~ゲームなので5歳児はすんなり理解してくれた。
すごろくだから競争っぽい感じがするんだけども、
最終目的はキャンプ場にみんなでたどり着くことだし、
フェリーで強制的に全員集合になるところが尚良かった。

★観察できた内容
人様とやるにあたってまず懸念するのは順番待ち。
今回は競争ではないから負けもほぼないし(ブタ6で全員負けの可能性はある)
ミスターより年下の子にどう対応してくれるかな、とおもったが、
まだ1ゲーム目ということもあって、きちんと他の子の順番待ちしてくれている。
大して注意することもなく平和に終了。
ミスターの中身年齢的にも5歳と遊ぶのは適当だったのかもしれん。

●みんなのレシピ-6

Kちゃんが体験した上でうちにある唯一のゲームということで採用。
まずはレシピカードを選ぶ。その後配られた6枚の手札から適切な材料カードを選んで場に出し、
一番最初に6枚の材料カードを場に出せた人が勝ち。
本来のルールでは材料カードは非公開情報。
出せるカードがない場合は一枚捨て札にして一枚引く。
捨て札はその材料を必要な人が「レシピ」と宣言することでインタラプト(捨て札回収)することが可能。

★観察できた内容
療育の現場や年少者入りの場だとまず材料カードは表向き、オープン情報でやるのだが、
Kちゃんはきちんと裏向きにしてやっていたので、きっちりした場所で習ったのだろうと推測。
ミスターは表向きでやらしていただいた。Kちゃんちょっと気になったようだけど、
すまぬがこのルールでやらしておくれ、とお願いして事なきを得る。
このゲームはやはり慣れている人が優位に立てるので、
Kちゃんがレシピを使いこなして勝利。
ミスターも5枚まで迫ったんだけど、まだまだ修行不足。
普通に悔しがってはいた。
同年代に負けるのもそうそうない経験だしなあ。

●プレーンズ2メモリー-4

ミスター御用達の神経衰弱。他の子は見るのがそもそも初だろう。
トランプじゃあないけど、神経衰弱だよと説明したらあっという間に腹に落ちてくれたw

★観察できた内容
カードが正方形なので、また6×8で並べる。
並べるんだけど、子供がめくって返してを繰り返すからだんだん座標がずれていく。
それにしたってKちゃんがわりと適切に札を取っていく物だから、
やはり強い人は強いという当たり前のことを再認識してたりして。
ミスターもそれなりに出番を作ったが、一歩及ばず。
俺は全体的に子供2人の見せ場作りに貢献していた。
これをどっぷり頑張っているあたりで、あれ?ミスターはもしかして
Kちゃんを年下として認識してなかったんじゃあないか?と思いだした。
なんというか、扱いが年下じゃなくて、じゃれつくモードとでもいおうか、
ミスターはKちゃんに構ってほしいんだけど、Kちゃんが全然そんな気が無いというか、
悪い言い方をするとミスターがKちゃんをまったく気遣わない。
ゲームにおいて間違いなくKちゃんのが強者だったので、
動物的勘でこの子は上にいる人だ、と認識したのかもしれん。
その感覚は翌日に証明されることとなった。

ここからミスターは集団遊戯に疲れたので見学

●キャプテン・リノ

Kちゃんと俺でプレイ。通常ルール…とおもったが2人戦7枚制だと厳しいかなとおもって手札5枚にした。

★観察できた内容
的確だった。Kちゃんの置き方が。
あまりにもあっさり手札終了でKちゃんの勝利。
7枚制でも良かったんだなこれ。
タイマンなのでむしろ俺がどう調整していいかちょっとまごついてしまった。
手札は普通に攻撃系も取りそろえていたので、アタックして悲惨な思いをさせてもなんだしなあ、
とかいろいろ検討しているうちに終わってしまった感じ。
これミスター参加させるべきだった。
ミスターは前回のゲーム会で慣れたゲームほど同年代に負けると悔しいという意識が
積み上がってしまった可能性がある。
そうじゃないんだと超言いたかったけど、クールダウンの時間もやはり必要だし
ここまで3ゲームやっているわけだからタイマンを継続。

●メイクンブレイク

所定時間内にお題カード通り積み木を組み立てる。こちらもタイマン。
ルールを説明したら一応飲み込んで貰えたが、
タイマーのネジが硬いこと、タイマーの指示棒がかなり分かりづらいので、
回すのは俺が行い、Kちゃんにはスタートボタンだけ押して貰うことにした。

★観察できた内容
レシピのときにすでに感じていたが、わりときっかりやる子なんだな。
お題カードの色は無視していいよ、とミスターに適用しているルールを提示したが、
頑張って色も揃えて作成しようとしてくれていた。その姿勢が凄い。真面目だよ。
特段療育というわけでもないので、俺がプレイするカードは赤カードで行うことにした。
真面目に赤カードは色だけでなく組む順番、バランス感覚も要求されるので
これくらいのハンデで丁度良かった。
ゲーム終盤で明らかにKちゃんが電池切れだったので、勝敗はカウントせずに終了。
真面目な子にほどメイクンブレイクをやらせてあげたい。
ただしそのねらいは「さじ加減」を覚えていただくことが主眼になるんだけどw

ここからミスターと俺だけ、というか追いボードゲームw

●カルバジュニア-1

お初のボードゲーム。そもそもカルバをやろうとおもったのだが、
迷路+リスク&リターンといういろんな要素が絡み合うのでまだむつかしいと判断。
まずはジュニアで様子をみるぜ。
ルールは場にあるタイルを裏返して指示に従う。
タイルは基本通路で、最初のボードからどんどん通路を繋げていく。
最終的にお宝タイルを3つ繋げたら勝利。実は協力ゲームなのである。
他のタイルは虎タイル、虎が出たらペナルティではないが、行き先が行き止まりとなってしまう。
海賊タイルが出たら書いてある歩数分海賊駒を海岸に進める。海岸に海賊が到達したら全員負け。
非常にライトな作りになっている。対象年齢4-8歳にも納得。

★観察できた内容
2回やった。初回は勢いよく海賊引きすぎて全滅w
2回目は注意深くしようがないので、できるだけシャッフルを多目にして、
タイルをばらけるように配置しよう(という心づもりでシャッフル)と試みた。
結果、海賊連チャンは防げ、お宝を3つとることができた。
ぶっちゃけてしまえばお宝カードを3つ引けばクリアなんだから、
それ以外の工夫はやりようがないんだけど、ミスターはそれなりに世界を作って楽しんでいた。
通路の繋げ方に工夫は見られなかったが、
一度俺がミスターを助ける様に分岐を置いたら、以後ミスターも
俺の一本道に対して分岐を置いてくれるようになった。
自分が人の役に立てる、という体験として協力ゲームは大変良いものだし、
カルバジュニアもまた宜しいものであった。

●雲の上のユニコーン-9

久しぶりにやりたい、とのことだったのでプレイ。
ダイスすごろくなんだが、最終的に宝石を一番集めた人が勝ちなので、
順位は実はさほど重要ではないすごろく。

★観察できた内容
久しぶりなんだけどルールはしっかり覚えていた。
覚えていなかった部分はプレゼントの部分。
プレゼントのやりとりはいいんだけど、もらったときの「ありがとう」が抜けていたので、
そこはよろしくないと指導。
ラスト近くで明らかに俺の宝石が多いと嘆いていたが、
蓋を開ければミスターが勝っていたというオチだった。
この手のゲーム久しぶりにやるとやっぱり悲観ビジョンが鎌首をもたげるのだが、
それなりに乗り越えてきた壁もあるはずなので、説得がわりと効果あったりする。
諦めないことは重要なんだぜ。

●インカの黄金-1

えー、本当は3人用です。ですけど、無理槍やりました。
もしかしたら翌日やるかもしれなかったので。
ルールはまずプレーヤー全員が遺跡に潜るか、帰還するかを選択する。
その後山札を一枚めくり、宝石カードがでたら宝石(=勝利点)を全員で山分け(一時取得)
財宝カードが出たら、次のターンで一人だけ帰還を選べばその一人が財宝ゲット。(5勝利点)
危険カードが出たら一枚目は何も起きないが、
2枚目の危険カードが出た場合に遺跡に潜った人全員強制帰還。
おまけに一時取得の宝石はすべて失う。
最終的に勝利点を一番多く取得した人の勝ち。

★観察できた内容
ゲームの内容はすぐ説明できるのでそこまではいいとして、
リスク&リターンという要素について説明してもぽかんとしていた。当たり前か。
遺跡をたくさんもぐれば沢山宝石が手に入るし、
すぐに出れば今テントの横にある宝石はとれるけど、それ以上宝石が取れないよ
みたいな説明をした。
そしたら当たり前のように宝石をとった次のターンで帰還するw
自閉症児として…とおもったけど7歳児として実は一般的な反応と思っていたり。
これから起こりうること、について検討ができるはずもなく。
おそらくミスターの中では「宝石を取ったら戻る」だけなんじゃないかと推測。
結局大差で俺が勝利してしまったが、
これやっぱりもうちょっと先にやるもんだな。
ミスターが求めれば出すけどこちらからは出せないな。

●トーキョーハイウェイ-16

柱と棒を使ってどんどん高速道路を建設し、
手持ちの車駒を置ききったら勝ち。
今回は通常ルールへの導きとして、車3台にした。
今まではミスター用特別ルールとして、崩さずに高速道路を建設したら車を置いて良いルールにしていたが、
今回はきちんと立体交差をつくり、かつ上下の立体交差に車がいなければ
自分の車を道路に置くことができるという、手持ち以外は通常ルールに準拠させた。

★観察できた内容
これもうちのボードゲームでは3本指に入るくらいプレイされているけど、
あくまで基準はミスターの物理的操作能力なので、久しぶりはきちんとできるか心配だった。
前回はあきらかに下手になったと見て取れたが、今回は問題無い。
きちんと道路置けている。
前回までは黄色の柱はジャンクション、ここからのみ2分岐できる。
という説明にキョトンとしていたが、今回は黄色の出し惜しみをするようになった。
柱の色による役割の違いを認識した瞬間だった。
立体交差を作るところまでは案外うまくいくが、
上下に車が居なかったら手持ちの車を道路における、の判断基準が
大変難しいようだった、これからも機会があればこのルールでやっていきたい。
書いていると7歳発達障害児に有効なゲームっぽい書き方だけど、
車というか乗り物好きという適性は必須だよなこのゲーム。