知的障害の子とボドゲを遊んでみる 30

あっというまに30話

ミスター(息子)のステータス
6歳(小学校一年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●魔法のラビリンス

ダイスを振って二重構造になったボードの上を駒を滑らせるように移動させ、
駒の下にマグネットでくっついているボールを落とさぬように、
迷路状を移動し、絵柄のあるマスでとまってチップを5枚とれば終了の
すごろくっぽいゲーム。
ただし、ダイスの目以内であれば進む進まないは自由なので、
駒を進め過ぎて壁にぶちあたり玉を落とすというリスクを回避することもできる。
とても面白いゲーム性なんだが、それをどう子供に伝えたものか。
未来の予見はまだむつかしいので、とりあえずリテイクありで触ってもらう、
チップを3枚とったら終了というルールにした。

★観察できた内容
今までやったスゴロクはマスが進行方向を示すのと同じ役割をしていたので、
盤上を自由に進める、ということを飲み込むのに時間がかかる。
二層構造の下層に壁があり、それを上層のボードで隠し、
駒だけ滑らすと壁に玉がぶつかって玉が転がり落ちる、
そういう仕組みが理解できない。
壁を覚えつつリテイクしていくゲームなので、
一旦俺が壁を指で表現して手伝う、という手法で乗り切る。
ダイスなしで触らせてみてどういう動きをするか知ってもらうのも手か?
もしくは壁の構造をもっと単純化してみるとか、
ちょっと分かり易いゲームに組み替える必要がありそうだ。
チップを取ってもらったけど、なんで取れたのかイマイチわかってなかったので
所定の絵柄に到達したら勝ち、というルールにしてみようかな。

●ウミガメの島

周回スゴロク。持ち駒を進めて21マス目に到達したら卵カードが獲得でき、
獲得したカードの数字の合計で勝敗を決める。
サイコロは3つまで同時に振ることができ、2個振って合計8以内なら振った数字の合計の2倍、
3個振って合計7以内ならば振った数字の合計の3倍駒を進めることができる。
手駒は2人戦だと2個ずつ操作することとなり、先に進んだ駒にあとから来た駒が乗ることができる。
下の駒が進むと上の駒も同時にマスを進むことができるので、
なるべく駒を重ね、できるだけ一度に多く進み、21を何回くぐるかが勝敗の肝。
さて、おもったより複雑だぞ…w
これもまず触ってもらって感触を掴んでもらおうということにした。
但し倍進むとかは難しすぎるので、単純に合計数進めるとし、
2個の駒を21ずつ進めて2枚カードとって合計数の勝敗とした。

★観察できた内容
ねことねずみの大レースのときもそうだったが、複数駒の操作だと大混乱を来す。
次やるときは駒1にして周回させたほうがいいな。
ダイスの合計数を数えるのは楽しそうだった。だし、きちんと数えていた。偉い。
ウミガメの卵カードの合計数を競うのだが、数字が書いてあると混乱を来すというか
拒否反応が起こることがわかった。
カードにはウミガメの卵の絵も数字の数分描いてあるので、
一緒に卵の数を数えることで解決できた。
と、内容を書いていたら駒1個で5枚のカードを取り合うという競争を思いついたので
明日以後実施してみよう。
カードにありがたみを感じてくれないのが難点、またゲームチップ使うか?

●フライングキウイ

従姉妹達が遊んでいたときには怖くて輪に入れなかったけど
実はミスター得意なんじゃないか?というマス埋めゲーム。

★観察できた内容
飛ばす、という行動はできる。でもどうしたら壁にぶつかるとか
どうやったら狙った方向に飛ぶ、などの予見ができない。
ゲームエリアに近すぎるとぶつかる、カタパルトから指でまっすぐ線を引いてみて
その方向にキウイが飛ぶんだよ、などを指導。
手心を特に加えず、しかも正式ルールに則ってミスターが勝利、すごい。