知的障害の子とボドゲを遊んでみる 14

ミスター(息子)のステータス
6歳(小学校一年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●雲の上のユニコーン

天上のすごろくフィールドを進みつつ、フィールドの指示でダイスを振り、
クリスタルを取っていくゲーム。
最終勝者は沢山クリスタルを取った人になるが、何分クリスタルが多いので、
ボード裏にクリスタル並べて比較するためのチャートまであったりする。
(というかむしろそこが主目的で購入)

★観察できた内容
まずすごろくは苦手、のようだ。
これまでもいくつかすごろくやってきたけど悉く苦手。
苦手の理由について、駒を一マスずつ進める動作がどうも苦手のよう。
数は数えられるようになってきたのだが、マスの区切り線が区別できないのかもしれない。
(2が出たら駒をトントンと進める、みたいな動作ができない。)
本日購入したカッティングシートで○付き数字つくってボードに貼って、
そこのうえに置く、という指導をやってみようとおもう。
あと手心加えるのに苦労する。ゲームが単純なので。

●くるりんパニック

いつも通りのルール。

★観察できた内容
いつも通り3周くらい。どっこいどっこいの勝率でゲームを進める。
ミスターは飽きてきたら座る位置を変える(4人用ゲームなので空いている席が2席ある)など
自分なりに工夫していた。
3ラウンド目は俺の勝利だったが、くやしかったのか、
何度もコインを入れ直して勝つまでやってた。黙認。

●イチゴリラ

神経衰弱をベースとしたゲームだが、1の数字が書かれたカードは1枚めくれば手札になり、
5の数字が書かれたカードは5枚めくらないと手札にならない。
また、虹カードは間に何かを挟む事で(虹にんじんにんじん虹とか)2枚分手札ブーストできたり、
どろぼうカードは単なるお邪魔カードだったり(3の数字なのに2枚しかない)、
手札を取っても手番が移るなど、
ただの神経衰弱よりは一歩進んだ感じのゲームになっている。
絵師はMOTHER2の絵師でもあった方らしい。
そもそもミスターが神経衰弱をやったかどうか知らないし、おそらくやってないハズなので、
やらせる前にとっつきをよくするために建設機械の絵柄にしようとか、
むっちゃいろいろ検討したんだが、とりあえずダメだったらカスタマイズしよう、ということで
プレイしてみる。
軽く説明した後プレイ開始。
ルール変更内容:
どろぼう、4,5のカードを除外。
にじはブーストではなく単なる2枚カードとして利用。
一枚ゲームから除外しておくルールは適用しない。

説明内容:
1の数字が書かれたカードは1枚めくれば自分の物になります。
2の数字が書かれたカードは2枚めくれば自分の物になります。(にじを含んだ)
3の数字が書かれたカードは3枚めくれば自分の物になります。
説明は同じ言い方を3回繰り返した。

★観察できた内容
驚くべき事にあっさり飲み込んだ。そしてあっさり手札を増やしていった。
思ったよりとっつきがよかった。新しいゲームだからってこともあるんだろうか。
2ゲーム目は失敗をおそれてチラ見しながらゲームを勧めていたが、黙認。
黙認について、どのゲームにおいても
本人のゲームに対する興味を阻害することはNGと考えているので、
テンポを崩さない限りはそのまま進める。
というかチラ見してはいけない、という説明をしなかった俺も悪いと思っている。
この辺もうちょっととっつき具合との兼ね合いを見つつ、
ルールに組み込んでいこうかなと思っている。

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