知的障害の子とボドゲを遊んでみる 4

ミスター(息子)のステータス
6歳(小学校一年)
文字…部分的に書ける、読める。(難しい漢字が読めて簡単な漢字が書けないとかばらつきあり)
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。
ステータス割愛とおもったが、そうするとどうしてルールを簡略化するか
などの説明が煩雑になるのでとりあえずヘッダにすることに決定。

・キャプテンリノ


カード積み上げて塔を作るゲーム。
わかりやすさでスーパーバトルの数段上だったのでとてもなじんでいた。
たぶん以後定番となる予感。
手札は通常ルール通り2人戦なので7枚としたが、
7枚積み上げるまで持たないことが多い。
札出し切りで終わることを指導するために5枚戦にしてもいいかもしれん。
昨日書き忘れていたが、手札カードのうち、倍加カードと
リバースカードは説明が難しい&種類減らしのために予め抜いてある。

★観察できた内容
・ながらプレイが多い。慣れているせいもあるのだろう。
テレビとレゴで作ったクレーンを使いながら、というプレイになった。
本日よりプレイ用小テーブルを導入したので、
そこにはクレーンを置かないように、と指導。
テレビは1話終了の時点で消したらそのまま何もなかった。
・立ってプレイした。本来そうならざるを得ないゲームだが、
自発的に立ち上がって塔に集中したのはとてもいい傾向なのではないか。
ただ、立ったときに良くやったと声掛けるのを忘れた。

・ねことねずみの大レース

初めてミスターのリクエストで購入したゲーム。
プレイヤーが5匹のネズミをすごろく盤上でダイス目分移動させ、
路上にある隠れ家でチーズを集めつつ、ゴールを目指す。
(どのチーズも先着4名まで)
ネコに捕まるとネズミ死亡

初インストのゲームをミスターとプレイするのも初だったので、
インストも苦労してしまった。
★困った内容
・ネズミがネコに食べられる、という前提がない。
従ってネズミをロストするという意味が分からせづらい。
・そもそもネズミをロストすることを死ぬ、と言いそうになった。
あわてて「入口に戻される」と表現を変えたけど、
ゲーム内容も変わってしまった。超失敗。
お外につまみ出される、にすればよかった。というかしよう。

★観察できた内容
・スタートとゴールの位置が分かりづらかった、テプラでも貼るか。
・手持ちのネズミは5匹で、それぞれを動かしてネコから逃げつつチーズを取るゲームだが、
5匹の進行状況を見るのが辛そうだった。
なので、途中から3匹(というかスタートに残していた2匹を除いた)にしたが、
それでも難しそうだった。
1匹x3周とかのほうがいいかな。
・理解できないことに対して「むつかしい」という事と、それに対して場から離れようとする、
というのは非常に大事な行動だ。
ただこちらとしてインスト不足があったことを重く感じていたので、
とりあえず引き留めてしまった。
この辺の立ち回りも考えておこう。
・最終得点計算はチーズの数。チーズは6Pワンセットとなっており、
1ピース、2ピース、3ピース、4ピース、6ピースのものが存在する。
取ったら机上に並べていて、最終的に俺からチーズの数を
なるべく円形になるように公開してったのだが、
それだけだとどちらが勝ちかわかっていないようだった。
結果は俺が30ピース(円形5個)ミスターが34個(円形5+4ピース)
という形に、並列に並べてようやく状況が飲み込めたようだった。
全体把握能力の欠如かな?とおもったが、どうやら違う。
こっちの話っぽい。

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