知的障害の子とボドゲを遊んでみる 132

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●キンダーカタン-3

今節はこれがずっと続くんじゃあなかろうか、という位
真っ先に指名がある。
すごろく建設ゲーム。すごろくして資源とって、建設、か。

★観察できた内容
さて、結論からいうと今日はこのゲームだけで中止となった。

まずさんすうドリルの時点で様子がおかしい。
元々文章題が苦手なミスターだけど、今日はいらいらが続いている感じ。
別に始めるまではなんともなかった、夕方もなんともなかったのに。
瞬発力というか沸点がものすごい低い、というのが正しいか。
しかしながらドリルはなんとか完遂。
ゲームはキンダーカタン、キャッスルフラッターストーン、チケットトゥライドが選ばれていた。

キンダーカタンを開始。
ミスターはいつも赤の駒を選ぶが、俺はとくに色を決める必要がないので、
今日は橙色を選んだ…ところ、違う!と猛烈なツッコミがはいる。
ええやん別に、ということでそのまま開始。
このゲーム、開始時の駒で取れる回転ボード上の位置が決まり、
いつもなら俺は赤の後ろについていく感じなのだが、
今回は俺が先行する形となった。
これ上家が資源とったら必然的に2以上のダイス目出さないと資源とれないので、
ミスターが資源とれない、が相当に続いた。
結局建物1戸差で俺の勝利…したところ、癇癪。
普段ならここまでやらんのだが、台を叩く。
一応全力を出さずに、うーん、全力で寸止めというかそんな表現がしっくりくるか。
とにかくちゃぶ台返しを行った、のでゲームを中止。
その行為よりは、勝ちを台無しにされた旨をミスターに伝え、
このような守りあいができないならゲームを続けるわけにはゆかない。
少なくとも今日はまったく落ち着けない状態になってしまった。

で、確認したところ服薬がなかったそう。
服薬なくてもなんとかなりたいところだし、
そうか本人の意図しないところで癇癪を起こさざるを得なかったのか、
と同情的にはなったものの、
これも一つの訓練と思い、そのまま中止とした。
明日はケロッとしている可能性大なんだけど、このことは覚えていてくれるといいな…。

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