知的障害の子とボドゲを遊んでみる 131

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●キンダーカタン-2

猛烈に気に入っているジオラマ作成ゲーム。
そうだな、すごろく要素よりはジオラマ作成と言った方がしっくりくる。
自駒が動くのはすごろくだけど、最終的には市役所組み立てるんが目的だし。
今日はこれをやりたいこれをやりたいとアッピルがものすごかった。
そんなに気に入ってたか。

★観察できた内容
慣れとは怖い。
今日は2回目ということもあってルール説明はしなかったが、
いち早く完成を目指すあまり、すごろくが無茶苦茶雑になっていた。
本来というか、そこまで身勝手を許すわけにはゆかない。
見つけた瞬間に咎めることとした。
で、それが4-5回はあったんじゃあないかな。
悪く言えばズルだ。
結果を求めるだけで、なんの解決にもなりはしない。
結果を求めるあまり、過程を軽視するってのはおそらくパーソナルな部分も多分にあるんだろうな。
でもだ、仮にズルして建物を建てたとしてそれがなんになる?
という教育はこれはこれで必要な気がしてきた。
一回ズルを黙認して淡々と進めて一位とらせた上でなんも祝福しないパターンとかやってみようかな。

原則は黒服対応なんで、ルール無視はゲーム止めるかどうかの2択にしかならんのだけど。

●キャッスルフラッターストーン-1

入荷したてのゲーム。手前側の台は、実はスプリング入りの跳ね上げ板。
これを勢い良く叩くことで、スリットに置いた布製コウモリがゲームボードに飛んでいく。
中庭に落ちれば、1歩。窓をくぐれば2歩。堀に落ちたら動けないけど、お助けカード獲得。
先に頂上に登ったプレーヤーの勝ち。
かつてはたしかすごろくやさんで「こうもりの城」の邦題で発売されていたと記憶するが、
ジーピーさんが輸入代理店になってからはキャッスルフラッターストーンとなっている。

★観察できた内容
フライングキウイや空飛ぶチーズ系に続くなんか飛ばす系。
ただ今回は薄布のコウモリを飛ばすゲームだから飛びすぎやしないか、
堀に落ちまくらないかとかいろいろ心配だったけど、杞憂に終わった。
フタを開けてみれば大変楽しんでやってくれている。
事前に練習としてコウモリを数手自分で飛ばしてもらったのも功を奏したか。
また、ビギナーズラックかわからんが、窓くぐりを3回している。
考えてやったことではないと思うけど、とにかく素晴らしいので褒めておく。
そういうわけで当然ミスターの勝ち。
修行すればまた奥深き闘いが出来そうな気がする。

●Busy,Busy Airport-8

タウンかとおもったら久しぶりにエアポートのご指名。
まさか台風で水没した関空見たからとかそういうことなのか?
とあとで少し思った。
不謹慎極まりないんだけど、子供の視点、短期記憶はそんなもんなので
大目に見てやっていただきたし。

★観察できた内容
セットアップは随分慣れた物なので、今回は各旅行先について設置をお願いしてみた…ところ、
大変遠くに設置してきた。まあいいか。
お土産カード4枚を各目的地に配置する必要があるのだけど、
それもミスターにお願いした。半べそだった。
こういう些細なことから原因と結果について体で覚えてもらおう。
ミスターの戦法は相変わらず一点集中型。
マルチタスクが苦手ってこともあるんだろうけど、ことこのゲームに関して一点集中がとても役立つ。
お土産カードは1-4までの勝利点が書かれたカードが全4枚。
必然的に客をまとめたほうが最悪4失点で済ますことができる。
…ということまで考えていたら末恐ろしい子なんだけど。
今回は俺のダイス運わりと枯渇していて、
お土産2枚差の6点差負け。
運ゲーとはいえ、勝てるは勝てるんだからミスター好きになるわけだよなあ。

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