知的障害の子とボドゲを遊んでみる 127

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(さんすうドリルのおかげか、数えることについて抵抗はなくなってきた。)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ラビットラリー-7

順調にプレイ回数が伸びている自由すごろく。
そういえばすぎるんだけど、「計画」と「実施」を学ぶ機会も得ていた。
書くと、なんだか学習効果がとても高い気がしてきたぞ。

★観察できた内容
今日も2位か3位を狙うぞ、と言い出す。
いや2人戦だから3位は無理だべよ。
よほど3位の祝福が気に入ってしまったようだ。
対処方法が盛り上げる、しかないので、
一位も盛り上げるし三位も盛り上げよう、同等に。
酔っ払っていたから、と言い訳したいが、
俺が架橋を2回も失敗。ミスター余裕の一位。ですよねー。

●ブン・バン・ゴールド-10

お、なんか久しぶりにきたなこれ。
ダイナマイトを投げて、ひっくりかえった金鉱を取って12ラウンド目に合計勝負。
前回同様、苦手チップがひっくり返ったら、先にとった方がオブジェクト名を叫び、
言われたほうは隠れる、というルールで。

★観察できた内容
いつもミスターは女性の駒(駒というか駒+金鉱を入れる箱なんだけど)を率先してとる。
なので、ちょっといじわるを設けてみた。
先に女性を取ってしまう。
すると、以前は泣き叫んでゲームを蹴らんとしていたのに、
今回は交渉に入った。
なので、ジャンケンで勝ったらゆずる、という話にした。
なんだけど、俺がかつと「もっかい!」と言ってジャンケンが継続される。
10勝負くらいしたが、こちらが勝ち越したのでいただきます。と話してジャンケン終わりに。
憮然とした表情だったけど、ゲームは続いた。
今回はミスターがオバケ苦手、俺がヘビ苦手。
順調にチップを獲得していく。拳銃や保安官チップも問題無く対応できている。
オバケが出たときに「オバケだ!」といったらちゃんと伏せてくれた。よくやった!
そして次にミスターが「ヘビだ!」と叫んだので俺が伏せたんだけど…
伏せた間じっと俺を見ている。
そうか、叫ぶことはインプットされているが、
叫んで相手プレーヤーが伏せている間に金鉱を回収って話に行き着いていないのか。
ということでそのルールをインプット。
次が楽しみだ。
勝負は36vs32でミスターの勝利。
数は数えられるようになっているけど、大きさ比べが苦手かな。
というわけで早急に大きさ比べドリルを手配せねば。

●ブロックス DUO-3

俺がリクエストしてプレイすることに。
相変わらず最初に5マスタイルを4種捨て札にしてスタート。

★観察できた内容
もうこれやる前からぶすっとしている。
僕にとっては大変むつかしい、を連呼している。
いろいろ、わかる。
まず■しかないもんな。これで何をイメージしろってんだ。
アブストラクト系は純粋に計画勝負というか、
戦略披瀝に楽しみがなければ正直俺も何が楽しいと言えば良いのかわからん。
これがキレイに敷き詰めるゲームです、とかだったらまだいいんだけど、
ブロックスで敷き詰めるとか稀だしなあ。
できるだけ手持ちタイルを置けばいいってのは置ききれないことをまず考えてしまうなあ。
ただ、ぶつぶついいつつもルールはなんとか覚えているのね。
終盤になると辺をくっつけてしまうミスも出てくるけど、
ルール把握に問題というよりは見通しの問題と思うので、指摘だけ行う。
定石?としてはやっぱり■がたくさん繋がっているタイルから置くべきなんだけど、
ミスターは繋がりそうなところならガンガンいく。
そうだな、とりあえず置ききったほうが良いという所はなんとかなってきたので、
これもやり込む前にまず大小比較をある程度覚えてもらおう、
というかそっちが先だ!

●ファウナ ジュニア-6

定番となりつつあるクイズゲーム。今日はなぜか途中から実母が見学に来ていたので、
ファウナは3人戦で遊ぶこととなる。

★観察できた内容
母のルールを一通り説明してからプレイ開始。
昨日覚え立ての生息地複数賭けも早速駆使している。
けれどもというか、複数賭けのメリットとデメリットがイマイチ飲み込めていない。
それもそのはずで、まず哺乳類が卵生か胎生かとか、
草食動物肉食動物といった区別もないんだから、
確実にここ!みたいなところがない。
むしろミスターがガチで勝負するなら、生息地2点エリアに全賭けしても良いくらいだったりする。
さすがにそれはやり過ぎとしても、
大きさが想像つかない動物なら体重はまったくパスして
生息地を手厚くしたほうが点が取れる確率はあがるはず。

みたいなことを伝えたかったけど、
とりあえず母とゲームしているのも楽しかったようなので、あまり口挟まず。
ゲームを逸脱しない範囲であればやはり楽しいに勝る要素ってない。
だからそこはよくみて、できるだけ楽しい状態が継続できるように取り計らう。

いろいろ偉そうなこと書いていましたが、蝙蝠を鳥類と言って
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