お蕎麦屋さんにてBBQゲーム会 with 知的障害の子とボドゲを遊んでみる 120

常連とは自分で名乗るかどうかイマイチ分かってないけど、
よく行くお蕎麦屋さんにてお蕎麦…ではなくBBQのお誘いがあったのでノコノコ参加。
かねてからお子さん方にボードゲームを展開してみてください的な話も受けていたので
せっかくなのでいろいろ持ち込む。
とはいえ、お子様多数ではこちらのインストに時間がかかるし、
複数卓立ったら間の待ち時間どーする?とかいろいろ検討事項はあったんだけども。

結論から言うとあまり問題無かった。
いやまったく知らない人ばかりだったら問題は出たのかも知れないが、
途中で弟家族も召喚して良いとの承諾を得たので、召喚。
(というか俺がお酒を飲みたかったんで弟に運転して帰宅したかったというのが真実)
したら当然ミスターのいとこであるC、D、Eちゃんがくるわけで、
こやつらが居れば、いやEはちょっと厳しいか。
CDが居れば複数卓もなんとかこなせるだろうとちょっと安心。
小学生に任すってのもなんだけど、片付けてから、出すという基本は叩き込んであるw

BBQ自体の感想もえんえん書きたいのだけど、とりあえずボドゲに絞ろう。
全体が5時間あったうち、ボドゲはラスト1時間程度の話なんだけども。

●インカの黄金

参加者:R、B、D、J、K 頭文字(BDはいとこ、K君は自信ない…)

T君もやろうかって検討はしていたんだけど、点の取り合いと知ったら辞退してきた、
ははあなるほど。と思いつつゲームスタート。
今日のゲーム展開前に、すごろくやで作っているゲームのインストについての読み上げを行おうと思っていたのに
すっかりわすれていた。
印刷したものを持ち歩くべきだった!

リーダーの話を、聞くときに気をつけること
リーダーが、ルールを読むときに気をつけること

後者は後に単独でノアの箱舟が立ったので、やはり言っておくべきだった。
後悔先に立たずなので、次からは持ち歩くようにしよう。相手が子供の場合はとくに。

ゲームはリスク&リターンの宝石獲得ゲーム。
山札を引く前に行くか戻るかを決定し、行くを決めたら先々の宝石が取れるし、
戻るとすればそれまでに通路で出てきた宝石や財宝を取得できる。
ミスターはこれ一回しかやったことなかったし、
普段はお昼しかいたことがないお蕎麦屋さんで自由に動き回れることに彼なりの感動があって
そこら中徘徊していたので、放っておいた。

★観察できた内容
BおよびDはこのゲームをよく知っている。
知っているので、俺が説明している最中にDがこうすればいいんだよ!みたいなことを言い出す。
それをCが制する。
あ、いつもと違う光景だ、と思った。
というかCの分別ある行動に驚いた。
これはもう少し上位の要求になるが、人がどうすればいいか検討している最中に戦術について申し上げるのは宜しくない。
戦術が必要なゲームをそれほどやっていないので、
この辺の指導はとくにしていなかった、それでDが興奮のあまり口に出してしまうことが多々あった。
このゲームについての振り返りをする時間があればDに少しもの申す所だったんだけどなあ。
そんなゆとりは全くなかった。
俺がGMして2-3ラウンドやって、まだ続けたいようであればGMはCあたりに任せる気で進める。
得点の取り方もいつもと違う展開で見ていて非常に面白かった。
Rちゃんは4点もしくは財宝とったら帰還する。
それがマストではないんだけど、冒険を進めて4点得点できなかったら元も子もないという考え方。
一番年長だけあって、正しい。
ただしこのゲームはリスクを取れば取るほどリターンも大きくなるので、
1ゲーム目はシャッフルの切れ方もあって、着実法で勝てたけど、
2ゲーム目はそれだけでは勝ちきれなかった。
Dは相変わらずリスク取る。2ゲーム目5ラウンドでダントツ一位逃げ切りだったんだけど、
そこは小学4年生の悲しみというか、非公開情報の相手テント内宝石が読み切れず、
5ラウンド目は20点ほど失って結局最下位。
J君は姉の着実法を見つつも、やはりDと並んでリスクを取りに行く。
但し、リスクを取ったあとに取れた安心感で撤退、なので実はずっと2番手だった。
攻め方は悪くないんだけどなあ。
K君は1ゲーム目で着実法でいったんだが、取る宝石の基準ができておらず、
撤退が早すぎて最下位、2ゲーム目はリスクを取りに行って総合取得量が最小となって最下位だった。
K君のやり方というか生き方というか進め方が昔の俺に一番近い。
強いて言えば試行錯誤型。多分もう3ゲームくらいやれば強くなる。
2ゲームやって、全員こなれたし、ミスターが暇そうにしていたので
GMをC任せて、次の卓を展開する。

●ラビットラリー-6

参加者:T、ミスター、D
T君は先ほどインカの黄金で撤退していたので、
今度は参加してもらわないとゲームマスターの沽券に関わると思ったので
ものすごくサジェストして参加して頂いた。
ルール単純だしね。(そんかし運ゲームとかそういう余計なことは一切言わない)
コンポーネントにも求心力があるし、やると言わせるには結構な下地があった。
とはいえ、一度「僕には難しいかもしれない」と言っていたので、
難しいかどうかはやってからでないと分からない物なのだよ、と諭す。かなり重要。
T君よく言えば要領がいいんだろうな。子供らしからぬリスクヘッジ型とも言える。
楽しい事は手を伸ばさないと届かないがモットーなので、
やはり楽しんでいただけるように、全力でGMをした。

★観察できた内容
僕にはむつかしいかもしんない、とさんざん不安を口にしていたT君、
ダイスを振り始めたら夢中になっている。掴みOK。
あとはダイス振りと橋の建設に一喜一憂して進めて行った。
俺は大人なのでいつもゴールは遠いほうが盛り上がるんじゃね?と思っていたが、
今回はお蕎麦屋さんの机の上。ゴールも必然的に手を広げれば届く範囲。
だったんだけど、そこが丁度良かった。とても。
T君、出目もかなりよくて長めの橋バンバン取ってた。
一回だけ失敗したけどダントツの1位。Dが2位でミスターは3位。
ミスター最近勝てないな。
でも3位というか全員の勝利をそれぞれにもり立てたことで、
ミスターは癇癪を起こさずにすます。
もう少しこの状態が続けば、そのうち1位をたたえることも、
負けないがために全力を尽くすという本当の意味を知ることが出来るのではないかと
淡い期待を抱いてみたり。

一方その頃、インカ卓はノアの箱舟卓になっていた。
(そもそもミスターが箱舟やりたい言うから出したのに、出したらやらないとか言う始末だった。)

●キャプテン・リノ スーパーバトル-10

箱舟やりたいとかいってたミスターが出したとたんに
やっぱりキャプテン・リノとか言い出したので急遽変更。
なにげにこちらも結構訓練してるしな。
これもT君にやる?と聞いたが、未知のモノに対する恐怖感再びで、辞退。
というかこの時点で21時過ぎていたのでT君もミスターも寝ている時間だよ!
Dは箱舟に行ったのでミスターとマンツーマンに。

★観察できた内容
一応箱舟組が見たらうらやましがるようなタワーをつくってやんよ、という意気込みで始める。
ミスターはしっかりルールを覚えていたのでインストはなしで進める。
わりと双方タワーを作るのに夢中になってて、俺は俺でうっかり写真撮り忘れ。
タワーが8階層くらいになったあたりで、
もしかしてこれ箱舟組が戻って来たら風圧で倒壊すんじゃね?(あちらは5人)
とびくびくしながらやっていたら…俺が崩した、素で。
素、いやちょっと酒気帯びだw
しかし言い訳はできない。俺崩しました、負けました。
これだからキャプテン・リノはやめらんない。
これは勝ちの獲得が唐突なので、ミスターも事情が飲み込めていないので、
自分がしっかり負けました宣言を出したあとに、ミスターの勝ち名乗り。
我々が崩したタイミングくらいで箱舟も沈没したぽかった。
てゆか箱舟の盛り上がりが半端なくてミスターが少し静かにしてー!と言っていた。
それすらかき消されていたくらいだったんだけど。

画像は崩壊後…。

いや改めてボドゲの求心力はすごい。
ただ藪から棒に出せばいいってものでもないけど、
そこは俺がそれなりの経験から厳選しているし、まず間違いない。
見ていた親御さん達の反応もすごくって、
お蕎麦屋さんの定休日には会場を貸して頂けるとのことなので、
クローズドでゲーム会開催する目処が立ってしまった。
ということでなんか企んで告知だすかもしれぬ。

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