知的障害の子とボドゲを遊んでみる 109

ミスター(息子)のステータス(2018/07/30更新)
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。数字は嫌い。
計算…10までの足し算はそれなりにできる。
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。自分の言いたいことをまず言う。

●穴掘りモグラ-2

久しぶりのご指名…、開封してから気がついたんだけど、
もしかしてラビリンスと誤認したのか?(両方とも同じラベンスバーガーが版元)
モグラ駒をどんどん穴にぶち込んで最下層まで行ったモグラの勝利。
穴が全て埋まると穴に入れなかったモグラはゲームから脱落する。
モグラはまっすぐしか進めない、進む歩数は手札6枚から選んで任意の数を出せるという
下手したらラビリンス以上に単純なゲーム。いやラビリンス以上に単純だ。
ただ勝者というか賞品が1個しかないのが厳しいといえば厳しいんだけど。

★観察できた内容
今日こそ勝つと鼻息が荒いw
ルールの飲み込みに関しては問題がない。しばらく経ってわすれていると思ったんだけど。
順当にモグラを進めて最下層にはミスターがゴール、おめでとうございます。
モグラがピンとこないのか、穴がピンとこないのか、
どこに原因があるのか分からないんだけど、ゴールしても勝ちに気がつくまでにちょっと時間がかかった。
シンプルすぎて響かなかったってこともないとは思うんだけど…なんだか気になる終わり方してしまった。

●ブロックス DUO-1

俺結構経験しているんです、ブロックス。でも一度も勝ったことがないんです、ブロックス。
苦手なのは親子で揃うものなのかな?なんとなく検証したくて、
しかもゲームそのものの面白さは万人の認めるところだし俺もそう思うので、導入。
ルールは手持ちのピース(1~5個の四角で構成されている)を置くだけ。
但し、置き方にルールがあり、自分のピースとはそれぞれのピースの角同士でしか結合ができない。
辺がくっつく置き方ができない。
ピースが置けなくなったら終了。置けなかったピースは四角1個につき1点減点。
ピースを置ききったら15点、ラストが四角1個のピースを置けば5点。
置ききったら勝ちな気がするのですが気のせいでしょうか。

★観察できた内容
ルールは飲み込んでくれた感じ…がするが、手が行き詰まると
辺をくっつけて置こうとしてしまう。この辺は場数踏んで覚えるしかないかな。
本家のブロックスと違って白黒なので、赤もある本家でやったほうが
盛り上がったかもしれない。でもあちらは盤が広すぎてなー。
本日はハンデもなにもなしに、互いに置ききれないピースを多数だし、
-25vs-27で俺の勝利。
なんつーか、次があったらピース減らそうかな。
まったく置ききれる気がしないので。センスの問題があることは否定しない。

●Busytown-6

定番になったすごろく。とうとうBusy、BusyAirportに稼働数が追いついた。
開梱しながら先週おぎやさんが言っていた「一つのゲームを何度も攻略したい」と言っていたのを思い出し、
そういえば機会で言えば俺は大変に恵まれているのでは、と思ってしまった。

★観察できた内容
今や殆どの進行をミスターに任せてしまっている感じ。
そういえばミスターはルーレットを回すときに毎回「ドリーム…ルーレット!」と言いながら回すのだけど
あれってなんの儀式だ?
面白いので俺も乗ることにしたんだけど。
協力ゲームなのでほぼ負けることはあり得ないのだが、
勝ったときにもう少し嬉しそうにしてくれても良さそうなものなんだが、
勝つのが当たり前になってしまって感覚が薄れてしまったのかな?

●ラビットラリー-3

時間があまったので追加ゲームしてもいいよ、と言ったらこちら。
ハムスターかなと思ったんだが、気分じゃなかったらしい。
毎回負けるしな。
今日は「とてもとても長い200メートルのコースをやるよ!」と張り切ったので、
ゴール置き場を任せたら…

こうなった。Busytownよりなげーw

★観察できた内容
長すぎるコース、やはり途中で精神的にきつくなってくるのか、
一度橋で長さを測りだしてしまう。
その辺の反則は厳しくジャッジするので、橋廃棄の上石を戻し、ダイスは振り直しにさせる。
また、後半戦で俺が追いつくと橋を渡したあとで、石の距離を変えようとする。
明確に反則なのでこちらも厳しくジャッジ。
どうしてそういうことがいけないのか、反則したら手番は無効にすることだけを伝える。
なんでそういうことをするの?という問はしない。してもあまり意味が無い。
ただ、結果だけあればいいという思想が子供に根付き始めているのは
親の態度のどこかにも問題があるかもしれん、学校に問題があるのかもしれん、
いろいろ考えなければいけないとは思った、これを書きながら。
願わくばそういう話をきちんと出来ればとおもうけど。

●メイクンブレイク-6

これまた久々のご指名だった。これはパッケージ誤認はないとおもうんで
明確にやりたくなったんだろう。
久しくやっていなかったし、なんだかんだで苦手に分類されるゲームと思っていたけど、
なにげに稼働数はBusytown並だった。神奈川で結構やってたな。

★観察できた内容
さすがに色別はむつかしいとおもったので、今日もミスターのみ色は関係なく
その他のルールは通常ルールとして開始。
結果を先に書くと30vs29でミスターの勝利。
青数字カードだけでやってんだけど、きちんと勝負がついたなー。しかも僅差。
先ほどは結果を求めるあまりズルをしようとする行動が目立ったけど、
こちらは正々堂々とやっていた。
但し、時計を気にしすぎる。うーん、なんだろう。
最近とみに時計を気にしろと周りが言うのでそっちに思考のベクトルが回るようになってしまったか。
自閉症児というものは目がいったらいったでそこしか見えなくなる。
よって、時計を気にするとそこに目が行って手が止まる。
本来メイクンブレイクは時計が鳴るまで頑張って積み上げるゲームなので
時計見て手が止まるは本末転倒な出来事なんだけど、
それをミスターに説明できない。困った。
時計みないで、と思わず言ってしまったのだけど、これが悪い方向に作用してしまう可能性が出てきた。
うーむ、むつかしい。
メイクンブレイクの時計は見ないで、と言えれば良かったんだけど。
まだまだ俺も修行不足だ。

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