知的障害の子とボドゲを遊んでみる 108

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●Busytown-5

単純なゲームってすぐに飽きると思っていたのだけども、
5回やってもまったく飽きるそぶりが見えない盛大なすごろく。
毎回同じことやるのも芸が無いので、なんかバリエーションルールでも考えようかな。

★観察できた内容
今日は…というかブタが3分の1の確立で出るはずなのに、ブタで終了したことが一回もない。
ブタは最高で4回か。ブタ死しそうにないなあ。
それはそうと今日も順調にセットアップしてもらってスタート。
このゲームの最大の効能は喜んでセットアップしてくれるところにある。
調子にのってゲームの仕切りも大分お願いしてしまった。
主に黄金虫出目の処理。砂時計ひっくり返すのも、
砂時計が落ちきってストップというのもミスターの仕事になった。
ただやらせるのではなく、何かを任せるという経験が積めたのが
なにげにこのゲームの一番良かった点かもしれない。

●ハムスター秘密基地-4

勝てないすごろく。本当に勝ったことがない。

★観察できた内容
明らかに2人では手が足りないので、ミスターに駒2個やってもらうことにした、3機体制。
そこまでは良かったんだけど、どちらの駒で獲得した作物か、
作物を持ったらどちらの駒が貯蔵庫にいけばいいのか、大混乱を来した。
プレイヤーボードとか、作物をどちらの駒が持っているか識別できる仕組みを用意すべきだった。
かなり失敗した。
そしてやはり1が6-7回も出ると危険水域。というか死が見える。
結局今日も勝てずに終わる。
これ終わったあとのミスターが毎回涙するのだが、本当に悔しいようで。
そういう感情が芽生えたのは大変喜ばしいのだが、なんとか勝たせてあげたい。
現状のままでは大変難しいので、気持ちが落ちついてから徐々に振り返りするしかないんだけど。
一回録画するとかしないと思い出すのも難儀なので、やろうかな?

●ナンジャモンジャ-1

とうとう投入。今日は白。
ボードゲーム療育ではとっくに習い、そしてステージ的にもミスターは適合していて
しかもルールは簡単、安い、ゲームも速攻終わると牛丼みたいなカードゲームなんだが、
ミスターは一次記憶野がどうにも怪しい、日本語を発する能力も怪しかったので、
実はずっと敬遠していた。白も緑も両方持っているにもかかわらず。
ミスター以外のいとこは全員プレイ済みにもかかわらず。

ルールはこちら【インスト】ナンジャモンジャ

お初なので「ナンジャモンジャ」と宣言するルールは除外。純粋に名前レース。

★観察できた内容
なんと、驚く程受けた。
さっきまで泣いていたんですよ、ハムスターがクリアできなかった余韻で、思い出しで。
なのにものすごい笑ってプレイしていた。
あまりにケタケタ笑いながらやっているので家内に訝しられる始末。
事前の予測通り、あまり長いこと記憶は保持できない。興味がないことは特に。
だから三角形のに「おにぎりくん」とか、わりとそれ以外言い様がないでしょう
くらいのネーミングであればゲームを成立させられることはわかった。
また、アクションには何ら問題がない。
あぶない!工事中で現場監督駒を素早く取ることができていたので
ある程度はいけるかなと思ったが、ここは全然普通に競える部分だった。
やりようによってはゲームになる。
一度ゲームを成立させてしまえば、あとはどう目立つかを考えるだけなので、
ミスターのやる気向上にも繋がるかな。
これに関しては出し惜しみしておいた甲斐があったと素直に思う。

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