知的障害の子とボドゲを遊んでみる 87

ミスター(息子)のステータス
7歳(小学校二年)
文字…部分的に書ける、読める。
計数…1から順に指を折ればできる。但し20以上は怪しい。
計算…できない(算数の授業はとりあえず数字の書き取り)
会話…語彙が足りない、が、部分的に通じる。

●ゆらゆら海賊船

昨日片付けの時に「明日はこれやるー」とご指名を受けた一品。
ご指名を受けたのは大変名誉であるのだが、本日開封の際
「僕コレ長野県でやるのはじめて」とか言い出す。
それキャプテン・リノんときもゆってたよな?w
こういう定型じみた言い方、ミスターは好きなのです。

★観察できた内容
他のゲームが正式ルールをボチボチ採用し始めているので、
こちらもお宝8つスタートという風にした。
(今までは5個置きやすいものをチョイスして配布してた。)
カードを出し合うのは一緒だが、5以上の場所は2個置きが出来るも本家ルールに準じた。
なかなか上手く…はなっているんだけど、素でこのゲームむつかしいので、
どうしても置くときに船に左手を添えてしまう。(本来はルール違反)
ゲームそのものは大変気に入ってくれているが、落っこちてしまうお宝のせいで、
イマイチ自分のレベルがあがったことを実感しずらいようで、やきもきしていた。
確実に実力は上がっているんだけどね。もう少し修行が必要。
これがこんなにむつかしいからバンボレオの導入見送った経緯があるくらいだしなあ。
というかそろそろバウザックの正式ルール採用もいけんじゃね?と思ってきたので、
次はバウザックだしてみよう久しぶりに。これは長野県で初めてだw

●キャプテン・リノ スーパーバトル

昨日褒め称えたので今日も是非、ということになる。
但し本日は妻が居ない。

★観察できた内容
昨日に引き続き、建設に関してはまるで問題がないことがわかった。
半年前は思い切りだけでやっていたこのゲーム、
今では一応ながら柱をに大して屋根をどう置くか、バランスを測定するようになった。
成長をまじまじ見ていると、これを体験だけで覚えるのは大変難儀ではないか、と思ってしまう。
バランスだけではなく、クレイジーモンキーをぶら下げる際の慎重さ、これも今までなかった。
そーっとって言うと園児でも「そーっと」をシミュレートするし、我々もそうする。
それが今まで出来なかった。そーっとが意味分かっていなかった。
でもどう教えれば良いのか分からないまま半年すぎて、そしてようやく慌てず慎重に、
というニュアンスを獲得した模様。言葉では説明できないけど、まずは体から覚えたみたいで良かった。
最後はそーっと置いたリノ人形のバランス問題で、頂上から崩壊してった。
そーっと置くことが出来たことで、奥までのドキドキ感が跳ね上がる。
従来の様に人間が崩す、というよりすーっと崩れていく感じ、倒壊に2-3秒かかったんじゃないかな。
崩れた後で2人でゲラゲラ笑っていた。本当に面白かった。

●タンブリンダイス

一緒に風呂入っているときに、あと一つ何にする?と聞いたら
「んー、あれ、落とすゲーム」
といってきたので、ははん、タンブリンダイスのことかなということで選ばれた一品。
ダイスを得点圏内に弾き入れて4つのダイスが飛ばされたら得点計算して終了というシンプルさが
大分気に入った模様。

★観察できた内容
一回目は速攻終わってしまった。得点圏がよく分かってないので、0点の所ばかりに乗せていたので、
普通におれ勝利。但し2回目以後は展開が変わった。
ミスターはそれなりに(今までそれなりに、という打撃は出来なかった。)強く打つ、
ピンに当てる等という工夫を凝らして、3点エリアを積極的に狙う。
俺のダイスごと4点エリアに放り込んだときには勝ちを確信したのに、
その後のミスターはわりとそつなく3点エリアを重複的に狙い、とうとう逆転勝ち。
一度ダイスが得点エリアに入っても弾かれて出目も得点も変わるので、
全然油断できないゲームになった。分かっててもどうしようもないので、
予め狙いづらい場所にダイスを配置しておくのが肝なのかな。
ともあれ、2回目は28対24、そしてなんと3回目があったのでそのまま継続したが、
56体34と大差で負けてしまった。運要素が絡んでいるとは言え、普通に負け越してしまった。
リテイク2回までOKのルールは相変わらずなのだがきちんと2打目でアジャストしてくるようになったのも
前回とは大きく違うかも。一回目力任せに打ってどんな飛びか確認し、
2回目はきっちり得点してきたのがすごい。すごすぎる。

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