息子の宿題を監督してみる-第3話

まさかの連日監督。
というか夕飯までに宿題終えておくとかそういう習慣づけせんでいいのか?
(俺帰ってくるタイミングだと風呂まで終わっている)

今回の宿題は「線をなぞってから色を塗りましょう」という物だった。
わかりやすくいうと、塗り絵+線引きの練習。
線は縦線、横線、曲線、のこぎり波をなぞるというもので、
塗りについてはどこに塗れとも何色を塗れとも指示がない。
正直問題として不十分なのではないかと思うのだが、
知的障害者に対してのアプローチなので、何らか意図があるのかも知れぬ。
俺には汲み取れないなにかが。

相変わらず宿題への取り組みは素晴らしいの一言。
やろうぜって言ったら2つ返事で取りかかってくれる、本当に楽だ。
まさかこの人は勉強、机に向かうことが楽しいとでも思っているんじゃないだろうか。
楽しいからやるんだろうけどw
俺にはなかったと思われる感情なので見ていて新鮮。

今回も名前書きから開始。
次は線引きに取りかかる…のだが、
塗り絵の絵の線をなぞり始めた。(線引き用の薄い線は別途用意された欄がある。)
ひとしきり絵をなぞり、それから本来の線引きを終える。
ここで鉛筆を置く。
すわまた50点コースなのか!?とおもったが、何も言わないので、
「いろをぬりましょう」のところがまだですよ、と告げたところ、
塗り始めた。
 
  欄外を
       空色で。

なるほど想定外だった。
但し、塗りましょうとは書いてあるが、前述の通り色も場所も指定が無いので、
空を塗るというのはアリだ。流れに身を任す。
先ほど線をなぞった絵にはまったく触れない。
ある程度空が塗れたら色鉛筆を置く。
そこで絵の中を塗るかもしれないという期待を込めて
「他の色は使わないのかね?」と問うたところ、
今度は赤の色鉛筆を装備して、
絵の上に盛大なアーチをかける。
「なにこれ?」と問うたところ、
「虹」という返答。

なるほどな。空あるんだったら虹もあるよな。

ただ単色なのはどうなのかということで、虹には7色あること、を伝えた。
なぜ7とか色の順番については興味がなさそうだった。
とりあえず数色の色鉛筆を装備して輪状に持ってアーチ。
まあこれも線をなぞって色を塗ったことには違いあるまい。
ということで今回は100点をあげることとした。